【FX初心者のための始め方やり方】⑥ いくらから始めたらいいの?

FXを始めるにはいくらから始めるのがいいのか。

これはFXを始めるうえで重要な問題です。
最初なのでいくらでもいいかというと、そうではありません。
のちのち後悔してしまわないようにも、最初の資金(証拠金)は一考の余地があります。

自分に見合った運用金額にしよう

トレードをするうえで、運用金額は自分に見合った金額にする必要があります。
それは損をしてしまったときに必要以上の資金を失わないようにするためです。
FXでは百戦錬磨はありえないので、損失が出てしまう時もあります。

また初心者には、資金があれば損も大したことにはならないと考えてしまいがちです。
しかしそれは間違っています。

損失を計算しない状態でトレードを続けても損大利小にしかなりません。
そんなことを起こさないためにも資金について考えてみましょう。

FX初心者講座の最初で述べた通り、FXは資産運用なので利大損小を目指しましょう。

資金があればいいのか?

最初から資金があれば、少し損失を被っても大したことにはならないだろう、そう考える人もいるかもしれません。
しかしこれは初心者には陥りがちな考え方で、間違っています。

FXにはナンピンというものがあります。
ナンピンとは損失を後回しにして、逆にそこからレートが反転して儲かると考え、ポジションを買い足す行為です。
仮にこれで反転すると分析して実際に反転したとしたら、確かに利益になります。
FX上級者などはこれで利益を上げる人もいますが、初心者ならば手を出すべきではありません。

初心者は損切りをすることが嫌で、このような行為に陥りがちになります。
実際に成功すればいいですが、損失を確定できないでいつまでもいると、たちまち大きな損失が確定してしまいます。

大きな額があるから大丈夫と高を括り、このようになってしまう初心者のトレーダーが多く存在するのです。

でも少なければいいというものではない

FXでは損失が絶対に起こるといいましたが、それで「ならば資金を減らしておこう」と考える人もいるかと思います。
しかしそれも間違っています。

損を恐れて資金量を最低限にまで下げると、また別の問題に直面します。

FX業者には1万円があればだいたいの業者でトレードを始められます。
中にはもっと低い金額からはじめることも可能で、1日アルバイトでもすればそれだけで資金を用意できてしまいます。

しかしここまで少ない金額ではじめると、失ったとしてもほとんど損失として意識せず、「負けても次がある」と妥協が生まれます。
そうなると一回一回のトレードの集中力や真剣さを保つことが難しくなり、ついついギャンブルやゲーム感覚でFXを行ってしまいます。

集中力、真剣さはFXで成長、ひいては利益を出すためには必須です。
しかし低い資金から始めると、それを忘れてしまうようになってしまいます。

FXは「なぜここで利益が出たのか」「ここでは損失になってしまったのか」を徹底的に分析して常に考え続けなければなりません。
そしてそのうえで自分のルール、勝ち方を磨いていくのです。

低すぎる資金から始めると、そのような分析をないがしろにしてしまいかねません。
それではいつまでたっても利益を出すことができないままです。

ではいくらから始めたらいいのか?

多すぎてもだめ、少なすぎてもだめ・・・じゃあいくらならいいのか。

それは「本気になれる金額」「失っても再起できる金額」です。

人それぞれ考え方がありますが、5~30万くらいが妥当でしょう。
しかしこの額が基準というわけではありません。
人によって金額は変わってくるので、例えば自分で「これだけの額が全部なくなったら本気でショックだ」と思える額であって、「でもまだ人生を棒に振らないで済むな」と思える額であるならば30万円以上でも問題はないでしょう。

それでも一度自分の始めようと思っている金額については考えてもらいたいと思います。
決してギャンブルのようなFX取引をしてはなりません。
真剣に取り組める額を設定してください。

仮に5万円でFXを始めようとします。
そうした時、具体的に5万円ならレバレッジ400倍で0.2ロット、つまり2000通貨の運用で約100回はトレードできます。
初心者の方でまず100回ほどトレードができれば、慣れるためには良いでしょう。

負けた時のイメージを持つ

FXの成功例や、投資で稼いだという人や記事を見かけると、自分も早く稼ぎたいと焦るかもしれません。
しかし一度立ち止まって、考えてみましょう。

大事なのは負けた時のイメージを持つことです。
たとえ最悪の失敗をしたとしても、確実に次につながる道を残しておきましょう。
この能力はFXにおいて必須です。
負けを計算に入れていないと、必ず後悔する時がきます。

しかしそうならないためにも一度資金について考える必要がありますし、まずは勝ち方を徹底的に磨く必要があります。
自分の中でこうすればいい、こうすれば利益を確定できる、というルールがわかったとき、もう一度この記事に戻ってきてください。
そしてもう一度考えてみてください。
自分はいくらからはじめればいいのか、負けた時の姿を想像しながら決めてみましょう。

まとめ

FXでは知識も経験も大事ですが、考えること、考える癖をつけた上で自分の中の勝ち方のパターンを確立することも大事です。
最初は負けが続くことがあるかもしれませんが、集中して真剣にできていればだんだんと利益が出せるようになるでしょう。

「負け続けた時、自暴自棄にならずに勝ち方を考えられる額にする」という言い方でも良いかもしれません。

最初にいくらにするかは、とにかく負けのイメージを持つことから金額を設定してみてください。

どうしてもわからないという方は5~30万円のボーダーラインで判断しましょう。

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