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国内FXのロスカットだけでは不十分、海外FXのゼロカットが必要な理由

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海外FX:ゼロカットが必要な理由

国内FX業界では、よく「証拠金以上の損失が発生しないようにロスカットが導入されているので安全」と言われていますが本当なのでしょうか?

実は「ロスカットの機能だけでは証拠金上の損失の発生を100%防ぐことはできない」のです。

ここでは、FX取引においては「ロスカット」だけの国内FXよりも「ロスカット+ゼロカット」の海外FXの方が損失リスクを防いでくれることを解説していきます。

国内FXの危険性、DD取引とNDD取引の違い、海外FXが導入しているゼロカットの有効性などを説明していきます。

「追証リスク」が高い国内FXの危険性

たとえば、国内FX業者のGMOクリック証券では、ロスカットを導入しているけれども「証拠金以上の損失が発生するリスクがある」と説明しています。

  1. ロスカットはお客様の損失拡大を防ぐための措置ですが、相場の急激な変動やロスカットまでの時間差によりお預かりした資産以上の損失が発生する可能性がございますので、あらかじめご了承ください。
  2. 海外の休暇(クリスマスや年末年始)などは、為替市場の流動性が低下して気配値のレート配信頻度が乏しくなることから、急激にレートが変動したり、取引が停止することがあります。その際、ロスカット注文が成立するまで時間を要し、お預かりした資産以上の損失が発生する可能性がございますので、あらかじめご了承ください。

このような「断り書き」は、GMOクリック証券だけではなく国内FX業者の全てが同じように説明しているものです、つまり、国内FXでは「スリッページ(すべり)によって必ず証拠金以上の損失=追証が発生するリスクがありますよ」と言っているのです。

ロスカットと逆指値はあてにならないことがある

ロスカットや逆指値は100%機能するものではなく、証拠金以上の損失が発生し「追証」を余儀なくされるリスクがあります。

FXでは相場が急変することは珍しくはなく、相場急変時には決済注文が殺到してしまい、FX業者の取引システムに過度な負担がかかり、注文処理が追い付かずスリッページの発生や取引システムがダウンすることがあります。

下記のようにロスカット水準でロスカットが発動されず、大きくスリッページしてから、もしくはシステムダウン後の再開時に決済がかかると損失が拡大してしまい追証が発生してしまうのです。

国内FX業者のDD方式による取引操作リスク

国内FX業者では投資家の注文をインターバンク市場に直接流さない「DD方式(OTC取引=店頭取引)」が主流であり、相場急変時だけではなく、下記のような意図的な取引操作が行われるリスクがあります。

  • レートをずらす
  • スリッページさせる
  • ロスカット狩り
  • レート配信停止(システムダウン)

DD方式=相対取引=利益相反取引による不正操作リスク

DD方式では投資家の注文はインターバンク市場に直接流されず国内FX業者が「注文を引き受けて抱える」ことから、国内FX業者と投資家のお互いが取引相手となります、このことを「相対取引」いいます。

「相対取引」では、

国内FX業者が損する=投資家が儲かる

投資家が損する=国内FX業者が儲かる

という「利益相反関係」が成り立っているので国内FX業者は時としては上記のような不正操作(取引操作)を行bざるを得なくなります。そのため、国内FX業者は、下記のように突然レート配信をストップし、損失幅が拡大してからレート配信を再開させるとロスカットが発動し追証を負担させられるリスクがあります。

また、国内FX業者は、瞬間的にロスカット水準を割り込むようなレート操作を行う「ロスカット狩り」によって投資家のポジションを強制決済(強制ロスカット)させることもあるのです。いずれにしても「DD方式」はこれらの不正操作の温床であり、不正操作を行うことによって投資家が損失を余儀なくされるかわりに国内FX業者が儲かることになります。

儲かっている投資家ほど取引操作の標的になりやすい

国内FX業者の「DD方式」での取引は、「一方が儲かれば一方が損する」という「利益相反取引」であることから、当然ながら儲かっている投資家ほど不正操作の標的になりやすいのです。DD方式では、ある程度まで儲けさせたら一気に損失を回収するように不正操作が行われえるリスクがあります。

国内FX業者「DD方式」と海外FX業者「NDD方式」について詳しくはこちら ⇒ 【DD方式とNDD方式を徹底解説

イギリス国民投票相場やスイスフランショックなど、ロスカットが間に合わなかったケース

ロスカットが発動しないことは頻繁には起こりませんが、いつでも発生するリスクはあり、過去において相場が一瞬にして数100pipsも変動したケースは多々あります。

  • イギリスEU離脱国民投票ショック
  • ギリシャ財政危機ショック
  • スイスフランショック

などなど...が発生しています、そして、

  • 国内FX業者は、必ず証拠金の追加入金(追証)を必ず請求
  • 海外FX業者は、追証を一切請求しない

ことから、海外FXでも国内FXと同様に多くの投資家の取引口座残高がマイナスになりましたが、海外FXにはゼロカットが導入されているお陰で多くの投資家が追証を免除され難を逃れてきています、海外FXのゼロカットに関しては以下で解説いたします。

イギリスのEU離脱国民投票時に多額のロスカット未収金(追証)が発生

2016年6月24日の英国のEU離脱投票時に英ポンド/円が下記のように約1時間で約27円も急落した際には強制ロスカットが発動されず口座残高がマイナスとなった投資家が続出しました。

イギリスのEU離脱国民投票時 価格下落 多額のロスカット未収金(追証)が発生

このように短時間で急変する場合は取引が集中しすぎてロスカットや逆指値が全く効かなくなるので一瞬にして損失が膨らんでしまい、以下のように多額のロスカット未収金(追証)が発生するのです、一方、「ゼロカット」が導入されている海外FX口座を利用していた多くの投資家は「追証」を負担せずに済んだのでした。

海外FX ゼロカット 追証なし

スイスフランショック時の巨額ロスカット未収金(追証)の発生

また、スイスフランショックでもスイスフラン/円で一気に約23円も円高に振れたことがあり、国内FX全体では、

  • ロスカット未収金発生件数: 1,229件
  • ロスカット未収金発生額:33億8,800万円
  • 1件当たりの平均追証額:276万円

という凄まじい額の追証が発生し、国内FX業者は投資家に追証負担を求めて多くの投資家が資金を失い、中には自己破産などに追い込まれた投資家も出たほどです。一方、海外FX口座を利用していた多くの投資家はゼロカットによって「追証」を負担せずに済んだのでした。

スイスフランショック CHFJPY 急変

スイスフランショック時のロスカット未収金 追証発生額

上記はほんの一例であり、上記ほどの損失幅ではなくても一瞬にして数円程度のレート変動が起こることは珍しくなく、ロスカットや逆指値だけでは証拠金以上の損失=追証から完全に逃れることは不可能なのです。このような追証リスクを完全に防ぐためには海外FXならではの「ゼロカット」が必要不可欠なのです。

そもそもゼロカットとは? ⇒ 【ゼロカットを徹底解説

海外FXのゼロカットでは「追証」が発生しないので安全

FXでは常勝することは不可能であり、「損失をできる限り抑えて、利益を増やしていく」必要があります。ゼロカットは、証拠金以上の損失をゼロに戻してくれるので、損失が証拠金以上になく「追証」が発生しないので国内FXよりもスムーズに利益を増やしやすいと言えます。

下記の例で言えば、ゼロカットがある海外FXでは、証拠金以上の20万円の損失を「追証」として負担しなくて済む分利益を増やしやすいのです。

例えば、出金済みの運用益が30万円あるとすると、

  • 海外FXでは、証拠金だけの損失で済むので、手元の運用益30万円は無傷のままで残る
  • 国内FXでは、証拠金以上の損失20万円を運用益30万円から出すため手元に10万円しか残らない

ことになるので、ゼロカットは損失を抑えつつ利益を増やしていくために必要不可欠なのです。
海外FX ロスカットあり ロスカットなし 比較

ゼロカットの詳細については下記の記事もぜひお読みください。
関連記事:海外FXのゼロカットとは?そのメリットとは?

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