XMで口座開設すると、ほとんどの人が「あなたはリテール顧客に分類されます」というメールを受け取ります。
リテール顧客とは個人の顧客という意味で、反対の言葉ではプロ顧客と言われます。
結論から言うと、リテール顧客でもプロ顧客でも特に関係ありません。気にしなくて大丈夫です。
目 次
リテール顧客とは?
前述した通り、リテール顧客とは個人顧客のことです。
また別のプロ顧客という分類もありますが、ほとんどの方がリテール顧客に当てはまるので特に問題ありません。
リテール顧客以外にもプロ顧客と適格投資先がある
ほとんどの方はリテール顧客に当てはまりますが、一方で他にも顧客タイプが存在し、そちらに当てはまる人もいます。
法人登録している方や、かなり大きな取引量で常にトレードしており、かつ継続的に取引している方はプロ顧客や、適格投資先という顧客の分類にあてはめられます。
しかし、基本的に日本だと法人口座は持てないですし、継続しているからといってプロ顧客などになれるかと言うと違います。XM側がその条件などを精査しており、XMに聞いても教えてくれません。法人口座だとしても、必ずしもプロ顧客になれるわけではありません。
MiFID(金融商品市場指令)によって条件が決まっている
XMは運営元が金融商品市場指令(MiFID)の条件に則って運営しています。
顧客の分類もそのMiFIDが定めているため、一般的なトレーダーは把握することはできません。
日本に在住している以上、99.9%の方がリテール顧客になります。
欧州連合(EU)の金融商品市場指令のこと。
2008年のリーマン・ショックを受け、18年1月からは第2次金融商品市場指令(MiFIDII)が施行されました。デリバティブ市場への規制強化や投資家保護に加え、市場の透明性向上を図ることを目的としています。【引用】
リテール顧客は、口座タイプとは関係ないのか
リテール顧客とは顧客の分類のことで、口座タイプとは関係ありません。
XMの口座タイプとは、「スタンダード口座」「マイクロ口座」「Zero口座」の3種類があります。
その口座タイプとはまったくの別物なので、気にする必要はありません。口座タイプが気になる方は以下からご覧ください。
リテール顧客でトレードが不利になる、ということはない
リテール顧客だからといって、特にトレード面で不利になる・条件が厳しくなる・サポートが遅くなる、ということはまったくありません。
もちろんスプレッド、ボーナスなどもすべてプロ顧客・適格投資先と変わりません。
リテール顧客がプロ顧客などと変わる点
詳しい違いはありますが、トレーダーが気にするほどの違いは本当にありません。
ただしプロ顧客などの方が、口座の権利をその人自身が持つことになるため、XMの経営が立ち行かなくなっても、そのまま口座の権利を持っているので資金は守られます。
しかしXMは元から分別管理をしっかりと行っており、MiFIDの補償体制もあるため、リテール顧客でもある程度は保障されています。
あまり神経質にならずに、私たちにはわからないけどちょっとした違いがあるんだな、くらいに思っておけば大丈夫です。
トレードで損をすることはまったくない
何度も言いますが、顧客の分類がどうあれ、トレード面で損をすることはありません。
スプレッドなども同じ場所でなら同じサーバーにつながるため変わらず、約定力も変わりません。
プロ顧客がたくさんいるタイミングだからといってポジションをクローズする時間がずれた、なんてこともありません。
まとめ|リテール顧客の分類は気にしなくて良い
XMで口座開設すると「リテール顧客に分類されます」と出ますが、気にする必要はありません。
リテール顧客の他にも顧客の分類はありますが、ほとんどの人がリテール顧客に分類されます。顧客の分類が違ってもトレード面やその他の点で不利になることもありません。
気にせずXMでトレードをして大丈夫です。