ここでは…
- XMのMT4/MT5のダウンロード・インストールから
- ログインする方法
- そしてMT4/MT5の使い方までを解説します。
口座開設したは良いものの、MT4をダウンロードしたり、ログイン方法や使い方が分からない方はここで解決してから取引を始めてみましょう。
MT4/MT5ともにダウンロード方法とログイン方法は同じで、操作方法もほとんど同じです。
対応しているインディケーターと自動売買ソフトの数が大きく違うという特徴があり、この記事では、取引を行うために最低限知ってほしい使い方についても説明しています。

目 次
XMのMT4(MT5)とは?
正式名称はそれぞれMetaTrader4(MetaTrader5)で、メタトレーダーと読みます。
XMでは3タイプの取引口座(マイクロ・スタンダード・ゼロ口座)を開設できますが、どのタイプの口座でもMT4とMT5を利用できます。
2001年にMT4がリリースされてから、2011年にMT5が動作スピードの改良版としてリリースされました。
MT4は利用できるインディケーターと自動売買(EA)ソフトが豊富であることから、MT5よりも利用者が多いと言われています。
- XMでもテクニカル分析のために様々なインディケーターや自動売買を駆使している方の大多数がMT4を使っています。
XMでMT4(MT5)をダウンロード・インストールする方法
XMでMT4,MT5をダウンロード・インストールする方法を説明します。
まずはXMの公式ホームページへ行きましょう。
画面上のメニューから「プラットフォーム」をクリックします。
するとメニューが開くので、ダウンロードしたい端末に応じて選択します。
Windows版でダウンロードしよう
上の画面でWindowsマークの「PC対応MT4」または「PC対応MT5」をクリックします。
そうしましたらダウンロードのボタンが出てきますので、クリックします。
「xmtrading4setup.exe」というファイルのダウンロードが始まります。ダウンロードできたらファイルをクリックして開きます。
開くと「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示されるので「はい」を選択します。
続いて同意書が表示されるので「次へ」をクリックします。
そうするとインストールが開始されます。
インストールの完了画面が出たら、MT4のダウンロード・インストール方法は完了です。
Mac版でダウンロードしよう
まずはプラットフォームからアップルマークの「Mac対応MT4」か「Mac対応MT5」をクリックしていきましょう。

次の画面でダウンロードを「クリック」します。
「xmtrading4setup.exe」というファイルのダウンロードが始まります。終わったらクリックして開きましょう。
開いたあとはXMのファイルをApplicationsフォルダにドラック&ドロップしてアプリケーションフォルダにXMのMT4アプリをコピーします。
その後、アプリケーションファルダからXMのMT4を開きます。
ドラッグせずにそのままクリック(ダブルクリック)だと開けない場合があります。
「開発元が未確認のため開けません」と出てしまう場合は、XMのMT4を開く際に右クリックしてから「開く」をクリックしましょう。そうすると次回は普通に開けます。
スマホ(iPhone/android)・タブレットでダウンロードしよう
スマートフォン版、タブレット版のMT4,MT5を利用するには、お使いの端末にアプリをダウンロードしましょう。
スマホ/タブレット用のアプリ版は、以下の通り、App Store、またはGoogle Playでダウンロードできます。
スマホまたはタブレット上の「インストール」を押して表示される指示に従い、以下の画像のようにアプリをインストールできたら完了です。

XMのMT4・MT5にログインする方法
MT4を起動させた状態で、画面のメニューバーから「ファイル」→「取引口座にログイン」をクリックします。
取引口座のログイン情報を入力します(以下3つ)。
- ログインID
- パスワード
- サーバー情報
「ログインID」などはXMで口座開設したときにメールで送られてきているはずです。パスワードは自身が設定しているものを入力します。
ログイン状態はMT4の右下に文字や数字が出ているので確認できます。
ログインが失敗すると「無効な口座」「回線不通!」と表示されます。その対処法は以下で解説しています。
MT4・MT5にログインできない場合の対処法
MT4/MT5にログインできなかった、という方は以下の対処方法を試してみてください。
「無効な口座」「回線不通」などが表示された場合
ログインで「無効な口座」「回線不通」と表示された場合、以下のような原因が考えられます。
- 口座の有効化が終わっていない
- パスワードやサーバーの間違い(回線不通と表示される)
- MT4,MT5の間違い
- 直近90日の間に口座を使っているか
- URLの間違い
- メンテナンス中
XMの口座有効化が終わっているか確認しよう
まず、口座の有効化が終わっていないとMT4にログインすることはできません。
有効化とは、XMに証明書類をアップすることです。XMに身分証明書や住所確認書類をアップロードして認証されればOKです。
確認するには、XMのマイページにログインして「有効化済み口座」のマークを確認します。
まだ有効化をしていない人は、身分証明書などをアップロードしておきましょう。

パスワード、サーバーに間違いがないか
MT4(MT5)にログインするにあたり、もう一度XMから届いているメールなどを確認しながら間違いがないように入力しましょう。
- ID
- パスワード
- サーバー名
もし忘れてしまった場合はサポートセンターに連絡して変更しましょう。
間違いがあると「回線不通」などと表示されます。
そもそもサーバーに設定したい番号が表示されない!という方は下で解決方法を解説しています。
MT4とMT5を間違えている
口座開設時に「MT4か、MT5にするか」を聞かれていると思います。
どちらを選んだにせよ、違う方(MT4,MT5)をダウンロードしてログインしようとしてもできません。選んだ方をダウンロードし、ログインしましょう。
- MT4で口座開設したならMT4でログインを
- MT5で口座開設したならMT5でログインをするようにしましょう。
90日の間取引などをしていないと口座凍結している可能性がある
- 90日間取引しない:休眠口座となる
- 休眠口座後、さらに90日間取引しない:凍結口座となる
90日間、取引や入金などをしてない場合、休眠口座となります。
休眠口座の時はログインできるのですが、そこからさらに何もしないで90日間過ぎると口座が凍結してログインすらできなくなります。
口座が凍結した場合、もう一度口座を作り直す必要があります。
URLの間違いでログインエラーになる
アクセスしたログイン画面のURLを再確認ください。
日本在住者と日本国外在住者で利用するURLが違うので意外と間違う場合があります。
- 日本在住者向け: https://my.xmtrading.com/jp/member/login
- 日本国外在住者向け: https://my.xm.com/member/login
URLは「xmtrading.com」と「xm.com」の違いがあります。
両方ともXMグループに属していますが、日本在住者はXMTradingの取引口座を利用しているのでサイトのURLも異なっています。
ただサービスに違いはないですし、気にすること・心配することは何もありませんので安心してください。
XM公式サイトがメンテナンス中だとログインできない
XMも公式サイトやサーバーメンテナンスを週末に行っており、メンテナンス中はXMパートナーにもログインできません
メンテナンス中にログインしようとしてアクセスしたらページが表示されない場合は「ただいま、メンテナンス中」といった案内メッセージが表示されます。
サーバー名に番号が表示されない場合の対処方法
MT4、MT5のログイン画面に自分が指定したいサーバー名がない!という時には以下をチェックしましょう。
- メニュー「ツール」→「オプション」
- タブ「サーバー」でサーバー名を入力
- 「デモ口座の申請」で「スキャン」する
まずは①MT4(MT5)の左上のメニューバー「ツール」をクリックし「オプション」を開きます。
②「サーバー」のタブに利用したいサーバー名を入力します。間違えやすいので注意しましょう。
- XMTrading-Real ○○(○○に自分の数字)
また、数字を入力しないままスキャンを押せば一括でスキャンが可能なので間違えは少なくて済みます。
③入力が終わったら「OK」をクリックします。間違えていてもまたやり直せるので大丈夫です。半角の空白やアルファベットの綴りに気を付けましょう。
続いて、④MT4のメニューバー「ファイル」「デモ口座の申請」をクリックします。リアル口座でも「デモ口座の申請」というボタンですので迷わなくてOKです。

⑤「スキャン」を押して、アドレスの左のアイコンにチェックマークが入ればOKです。
⑥その後MT4を一度閉じてまた開きましょう。ログインするときに選択できなかったサーバーが選択できるようになりますので、ログインしましょう。

ログインで来たら入金して取引を始められます。
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XMのMT4の使い方(注文方法など)

上記がXMのMT4の基本画面です。中央部にレート変動を示すチャート、左側には各通貨ペアの売値と買値の気配値、口座の資金残高などが表示されている画面などで構成されています。
豊富な機能を備えており、上部メニュー(ファイル、表示、挿入…など)などで様々な操作が行えます。
ここからは、XMのMT4でトレードするために最低限知っておいてほしい各種表示、インディケーターの表示や注文方法といった使い方を画像入りで解説していきます。
見たい通貨ペアのチャートを表示させる方法
MT4上に好きな通貨ペアのチャートを表示させたい場合、上部メニューにある「ファイル」をクリックし「新規チャート」を押しましょう。
すると各種通貨ペアが表示されるのでクリックします。
これでMT4に確認したい通貨ペアのチャートが表示されます。
ローソク足や時間足などを変更する方法
MT4では新たに通貨ペアのチャートを表示すると、最初はバーチャートで表示されています。
変更するには、メニューにある「チャート」をクリックすると「ローソク足」や「ラインチャート」に変更できます。
日本ではローソク足が一般的ですが、各々見やすいように設定しましょう。
時間足を変更する方法
時間足を変えるには「チャート」の「時間足設定」という項目をクリックします。
もしくは上画像の四角で囲った部分をクリックして変えることができます。ワンクリックでできるので、こちらがオススメです。
MT4での時間足は9種類あります(1分、5分、15分、30分、1時間、4時間、日足、週足、週足、月足)。なお、MT5ではもう少し細かく21種類の時間足から選べます。
- M1:1分
- M5:5分
- M15:15分
- M30:30分
- H1:1時間
- H4:4時間
- D1:1日
- W1:1週間
- MN:1か月
時間足はなるべく変えないようにしましょう。デイトレードなら1時間足、4時間足がおすすめです。

テクニカルインジケーターを表示する方法
MT4を使いながらテクニカル分析を行いたい場合、各種インディケーターを表示できます。メニューにある「挿入」をクリックし「インディケータ」を押すと各種インディケータが表示されるので、利用したいものを選択します。
MT4で利用できるインディケータは全51種類もあり、内訳は以下の通りです。
- トレンド系(7種類)
- オシレーター系(13種類)
- ボリューム系(4種類)
- ビル・ウィリアムズ系(6種類)
- カスタム系(21種類)
なお、テクニカル分析用のインディケーター数はMT4がMT5よりも多く、テクニカル分析をしっかりと行う方はMT4の方がおすすめです。
少なくとも移動平均線は理解して設定しておきましょう。
インジケーターとは違いますが、トレンドラインは引けるようにしておきましょう。


注文する方法
MT4での基本的な注文方法には「成行注文」「予約注文(指値注文・逆指値注文)」があります。
- 成行:その時点での為替レートで注文する方法
- 指値:あらかじめ為替レートを指定し、そのレート(価格)になったら自動で買ったり、売ったりする注文方法。今よりも有利なときに注文する予約注文。
- 逆指値:現在のレートよりも不利なレートを指定しておいて、そのレートになったら自動的に売買する注文方法。予約注文の1つ。
基本、成行注文か、予約注文のどちらかで注文します。予約注文は指値と逆指値と名前がつきますが、有利なレートで注文するか不利なレートで注文するかの違いだけなので、どちらも予約して注文する方法という認識で問題ありません。

どの注文方法を行うにしても「新規注文」を押します。
すると下のように「オーダーの発注」という画面が表示されます。
通貨ペア、数量、決済逆指値、決済指値、注文種別、成行売り、成行買い、といった項目を使って、各種注文を実行することになります。
MT4で成行注文を行う方法
成行注文を行うには、以下の手順で注文を行います。

- 通貨ペアを選択(チャートの通貨ペアが自動表示されます)
- 取引数量を入力(または選択)
- 注文種別で成行注文を選択
- 最後に、「成行売り」または「成行買い」をクリックして注文を実行します。
他、下画像の「SELL」か「BUY」をクリックするだけでそのレート時の成行注文が成立します。

成行注文の場合、多くの方がこちらを使用しています。
この画面が表示されていない人は、チャート画面の左上にある「▲」をクリックすることで表示できます。
MT4で指値注文を出す方法
XMのMT4で指値注文を行うには「注文種別」で「指値注文(Pending Order)」を選択し、以下の順で注文を行います。
- 通貨ペアを選択(チャートの通貨ペアが自動表示されます)
- 取引数量を入力(または選択)
- 注文種別で「指値注文(Pending Order)」を選択
- 指値買いなら「Buy LImit(BL)」を選択し、指値売りなら「Sell Limit(SL)」を選択
- BLまたはSLの取引希望価格を入力
最後に「発注」をクリックすると注文が実行されます。
MT4で逆指値注文を出す方法
逆指値注文でも「指値注文(Pending Order)」を選択の上、以下の順で注文を行います。
- 通貨ペアを選択(チャートの通貨ペアが自動表示されます)
- 取引数量を入力(または選択)
- 注文種別で「指値注文(Pending Order)」を選択
- 逆指値買いなら「Buy Stop(BS)」を選択し、逆指値売りなら「Sell Stop(SS)」を選択
- BSまたはSSの取引希望価格を入力
ここでも「発注」を押すと注文が確定します。
自動売買(EA)の設定方法
XMでは無料または有料のEAを稼働させて使うことができます。
各種設定を行ってから、自動売買のオン・オフをMT4のメニューバーで行います。
ここでは割愛しますが、MT4にEAのファイルを格納したり、EAファイルに設定を入れたりすれば自動売買を始められます。
なお、MT5では自動売買の機能がないため、自動売買を行いたい方はMT4を利用することになります。
MT4で注文できない?そんな時に確認したい4つの事
- サーバーやパスワードが間違っている
┗(解決方法)口座開設時に届くXMからのメールを確認しましょう! - 3か月以上使っていない場合で、一時的に利用停止状態になっている
┗(解決方法)サポートセンター状況を確認し、凍結していた場合はもう一度口座開設しよう! - 通信環境が悪い
┗(解決方法)スマホの人はLTE環境に、PCの人はウェブ上でもMT4を利用できる! - 「アップデート待機中」のまま動かない
┗(解決方法)一旦チャート画面を閉じましょう!MT4ではなくチャート画面を閉じます。
使っていると「アップデート待機中のまま動かない」ということが特に多いです。
そんな時はMT4のチャートの小さい「×」をクリックしましょう。MT4を閉じても変わらないので、チャート画面を閉じます。その後もう一度通貨ペアをクリックして
XMのMT4についてのまとめ
MT4とMT5はXMの全ての取引口座(デモ口座とリアル口座)で利用できます。
操作性は両方ともほぼ同じですが、テクニカル分析のために色々なインディケーターや自動売買EAソフトを利用したい方はMT4を選ぶことになります。
MT4は海外FXでの標準的ツールであり、ほとんどの業者で利用されているので、他の海外FX業者を新たに利用したい場合に操作等を一から覚える必要がない、というメリットがあります。
MT4での注文の詳細をもっと知りたい人は以下の記事をご覧ください。
成り行き注文、指値、逆指値注文については下記からご覧ください。
それらをマスターしたら、OCO注文、IFD注文、IFO注文ができるようになれば注文方法は全てわかったといっても過言ではないと思います。
質問です。MT4と5で、円を1ドル100円で購入した場合に、購入と同時に105円で売却の設定は出来ますか?
西川様、こんにちは。
当サイトの閲覧とコメントありがとうございます。
設定できます。
5円ほど離れていれば問題ないですが、スプレッドによっては売却する価格設定を購入時の価格ともっと離す必要があるので気を付けてください