STICPAY(スティックペイ)はネッテラーに代わる海外FXの入金・出金方法として注目されています。
STICPAYは国際決済サービスであることから、海外FXだけでなく、直接買い物もできたり、日本語にも対応しているため日本人ユーザーも多いことが特徴です。
そんなSTICPAYについて解説します。また、後半部ではmybitwalletとも比較していますので参考にしてください。
なお、当サイトで紹介している海外FX業者は、LAND-FXがSTICPAYに対応しています。
LAND-FXについては、下記の記事にまとめています…!
目 次
海外FXでSTICPAYの利用、口座解説してみよう
まずSTICPAYの口座開設方法を説明します。
①STICPAYで会員登録する
STICPAYのホームページから「会員登録」をクリックします。
②STICPAY、口座作成を行う
STICPAYの口座作成の画面に移ったら、必要事項を記入していきます。
注意すべき点は、名前と苗字です。
名前と苗字はアルファベットで入力しましょう。
すべての記入が終わったら「次へ」をクリックします。
③STICPAYの口座開設完了
これで口座開設は完了で、続いて登録したメールアドレスにメールが届けば完了となります。
口座開設後は身分証明書、及び居住証明書を提出すると、STICPAYを利用できるようになります。
STICPAY 入金方法
STICPAYの入金には以下の方法があります。
- 銀行振込
- クレジットカード
- Union Pay
- 代替支払手段(NETTELLER,Skill)
入金の方法は、まず口座開設の時に登録したメールアドレスとパスワード、生年月日を入力して、ログインします。
画像のような画面になりますので、左側の「入金」をクリックし、上記の入金の方法を選択します。
STICPAY入金に関する注意点は、以下の3点です。
- 銀行振込はアメリカ口座宛になるため、手数料が高くなる
- クレジットカードは、カードの画像を送信し承認する必要がある
- NETELLER、Skillから入金する場合はNETELLER、Skillのサイトから操作が必要になる
入金の際は、銀行振込だと手数料が割高になり、クレジットカードはカード登録が必要になります。
STICPAY 出金方法
STICPAYからの出金方法については、以下の方法があります。
- 国内銀行送金
- 銀行送金(海外銀行送金)
- 代替支払手段(NETELLER、Skrill)
STICPAYからの出金も、入金と同様にログイン画面左にある「出金」をクリックして展開した先で選択できます。
銀行送金は「海外銀行送金」のことで、国内銀行送金とは区別されているため、注意が必要です。
「国内銀行送金」と「(海外)銀行送金」の違いは以下のような違いがあります。
(海外)銀行送金に比べて国内銀行送金のほうが手数料も時間も節約になります。
日本にはSTICPAYと提携している銀行があるので、基本的には「国内銀行送金」を選択すれば問題はありません。
STICPAYの出金注意点は以下の2点です。
- 海外銀行送金が日本語では「銀行送金」とされている
- 国内銀行送金、海外銀行送金ともに銀行口座の登録をあらかじめしておく
STICPAYのメリット・デメリットは?
ここからはSTICPAYのメリット・デメリットを解説していきます。
STICPAYのメリット①日本語対応
STICPAYの良いところとして、日本語対応が可能になっている点です。
NETELLERの場合も日本語対応がでてきいましたが、「PerfectMoney」「OKPay(MONEPOLO)」などは完全な英語だったり、日本語対応をしていても翻訳機能で訳したようなわかりにくい日本語になっていました。
STICPAYでは、完全な日本語対応が整っています。
万が一のトラブルが起こった場合に、日本語でサポートしてもらえる点がやはり大きなメリットと言えるでしょう。
日本語サポート:対応時間 平日10:00~18:00
STICPAYのメリット②手数料が安め
- 銀行(Bank Wire):1.0%
- 加盟店サイト(Merchant site):0.0%
- Mastercard:3.85%
- NETELLER:1.0%
- Visa:3.85%
- bitcoin:0%
- 海外銀行送金(Bank Wire):5%
- 国内銀行送金(Bank Wire LOCAL):600円+2.5%
- STICPAYカード(STIC Card):1.3%
- 個人から個人へ:1%
- 個人からマーチャント(加盟店)へ:2.5%+0.3ドル
日本は「Local Bank Wire(国内銀行送金)」に対応しているため、最大50万円まで「2.5%+600円」の手数料で出金が可能です。
STICPAYのメリット③ATMから出金できる
STICPAYにはSTICPAYカードというものがあり、STICPAYの現在の口座残高が50ドル(約5500円)以上あれば、だれでもカードを申請することができます。
そのSTICPAYカードは、MastercardブランドのSTICPAY口座と連動した「デビットカード」のことを言います。
デビットカードですので、
- 日本の銀行ATMからの出金
- 日本のコンビニATMからの出金
- Mastercard加盟店でも支払
- 海外ATMからの現地通貨の出金
などが可能になるため、とても便利です。
STICPAYカード概要「カード利用限度額」
内容 | 金額 |
---|---|
一日の利用限度額 | $2,000 |
一ヶ月の利用限度額 | $9,000 |
一日のATM取出限度 | $3,000(ATM機により変動) |
一ヶ月のATM引出限度 | $9,000 |
STICPAYカード概要「カード手数料早見表」
内容 | 金額 |
---|---|
入金手数料 | 1.3% |
カード発給手数料 | 無料DHL配送料(別途) |
会費 | 13ヶ月目から毎月1USD |
ATM引出手数料 | 出金額の1%(最低4USD)※海外購入手数料を除く |
海外の購入取扱手数料 | 無料(為替レートはカード発行会社が決定) |
最小振替金額 | $100 |
カード再発行取引手数料 (有効期限満了後再発行手数料) | $10 |
残高照会 | オンライン:無料 VRS:無料 ATM:3USD |
つまり、簡単に以下のようにまとめられます。
- 提携海外FX業者 から STICPAY口座:手数料0円
- STICPAY口座 から STICPAYカード:手数料1.3%
- STICPAYカード から ATM出金:手数料1.0%
海外FX業者から直接日本の銀行口座に出金すると、1回5,000円ほどの手数料が発生します。
STICPAYの場合10万円を出金するとき手数料2,300円ほどで済むのでとても便利です。
STICPAYのコンビニで出金できる、海外の通貨で出金できるという2つのメリットを鑑みると、STICPAYカードはとても使い勝手が良いと言えますね。
STICPAYのデメリット①mybitwalletと比較すると手数料が高い
当サイトでもmybitwalletを紹介していますが、mybitwalletと手数料を比較すると、STICPAYのほうが割高なのがわかると思います。
ですので、日本円口座の海外FX業者を利用している方は、その海外FX業者が「mybitwallet」を採用している場合は「mybitwallet」を使用するほうが無難でしょう。
mybitwalletについては下記の記事で解説しています…!
STICPAYのデメリット②国内銀行からの入金には「日本円」が対応していない
STICPAYは国内銀行からの入金には「日本円」が対応していません。
「出金」「海外FX業者からの出金」では、日本円が対応可能です。
STICPAYとmybitwalletは結局どっちがいい?
ここまでSTICPAYのメリットデメリット、特徴などを解説してきましたが、手数料を比較したとき、mybitwalletのほうがお得だと感じた人がほとんどだと思います。
ですが、多くの海外FX業者は、STICPAYか、mybitwalletのどちらかしか扱っていないため、その海外FX業者によって使い分ける必要があります。
ですので、自身が開設したい海外FX業者がSTICPAYか、mybitwalletのどちらを取り扱っているのかを理解してから使用しましょう。
mybitwalletを取り扱っている海外FX業者の評価評判