日本語サポートがとにかく手厚いTickmill、今回はどんなトレーダーにおすすめなのか、特徴やメリットデメリットまで解説していきます。
目 次
Tickmill(ティックミル)の概要
親会社である「Tickmill UK Limited」がイギリスの金融ライセンス(FCA)を取得していることから、信頼性も高そうなTickmill。
正直、私がXMで海外FXを始めてからしばらくしてから知ったので、これまでTickmillがどのような業者なのか調べてきてはいませんでした。
そんなTickmillのスペックをご紹介していきます。
おすすめしたい人
- 最高水準の低スプレッドと約定力でどんどんスキャルピングで稼ぎたい人
- 親会社の英国金融ライセンスのため、信頼性でブローカー選びをしたい人
Tickmill(ティックミル)の評判レビュー
Tickmillの良いところから悪い部分まで、正直に話していきます。
ライセンス、信託保全などの安全面は?
Tickmillは日本向けの法人「Trop-X Limited」ではセーシェル金融ライセンス(FSA)を取得しています。
このセーシェル金融ライセンスは正直、金融規制が緩いものなので比較的簡単に取れます。
その分信頼性には乏しいところですが、実はXMを始めとする有名どころのブローカーの多くは規制が緩いライセンスを取得しています。
これは海外FX特有のハイレバやゼロカットが規制により採用できなくなってしまうのを防ぎたいからで、場合によっては営業許可の取り下げの恐れまであるからです。
海外FXブローカーにとってあまり意味をなさない緩いライセンスでも、あるとなしではやっぱり信頼性が違います。
顧客へ安心感を与えるという意味合いもありますので、私個人としてはライセンスを取得するブローカーは顧客とちゃんと向き合うブローカーなのだと思っています。
また、親会社「Tickmill UK Limited」がイギリスの金融ライセンス(FCA)を取得しています。
世界中でも特に厳しいライセンスとされていて、それだけ信頼性も格段に高いものになります。
別会社ではありますが、グループ子会社で問題を起こしてしまえば親会社の信頼性も失ってしまいます。
このことからTickmillは安心して利用できるブローカーだと言えるでしょう。
分別管理はあるが、信託保全はない!
信託保全はないですが、分別管理はあります。
トレーダーの運用資金と同額の資金を分別保管しています。
Tickmillが倒産など起きてしまった時に補償金を支払う措置である信託保全がないのですが、分別管理があれば運用資金は戻ってくると考えて大丈夫でしょう。
最大レバレッジは良いが、ロスカット率(証拠金維持率)は高め
最大レバレッジは500倍、ロスカット率は30%です。
ロスカットが間に合わずに追証が発生した場合、マイナス残高をゼロにしてくれるゼロカットも完備しています。
投資額以上の借金を背負うことはありません。
約定力はとにかく高いし、無料VPSも使える
約定スピード0.1秒を謳っており、約定力にも問題はありません。むしろかなり早い部類です。
この数字はTickmillが預かっている注文全体の数字、並びに約定率です。
ですので市場により定期的に数字が更新される可能性はあります。
しかしそれを差し引いても、0.1秒はそこらの大手海外FX業者と比べてもトップクラスです。
また、取引のlot数が大きくなればなるほど約定は難しくなります。
これはTickmillだけでなくすべてのFX業者に言えることですので、特に気にすることはないでしょう。
ボーナスキャンペーンはまずまずといったところ
Tickmillで口座開設をすると初めに3,000円のボーナスがもらえます。
ボーナス自体を出金することはできませんが、ボーナスで得た利益は出金できます。
なので、ボーナス分でハイレバをしてみるか、Tickmillの使用感を確かめるといった利用方法もありです。
ボーナスが少ない分、低スプレッド
Tickmillのスプレッドは非常に優秀で、最高水準のスプレッドの狭さです。
特に往復取引手数料が優秀で、通常はスプレッドに加えて計算したものがトータルコストとなるのですが、この数字で見ると他のブローカーよりも非常に有利だと言えます。
通常、これほどの低スプレッドだとボーナスがないことが多いのですが、Tickmillは違います。
このスプレッドなら、口座開設時にもらえるボーナスで十分にトレードができるでしょう。
メジャー通貨スプレッド。プレミアム口座はかなり低い!
低スプレッド口座のプロ口座、VIP口座は他と比べてもかなりスプレッドが狭く、手数料を加えても良心的なコストです。
通貨ペアなど | クラシック口座 | プロ口座 | VIP口座 |
---|---|---|---|
往復取引手数料 | なし | 0.4pips | 0.2pips |
USD/JPY | 1.80pips | 0.20pips (0.60pips) | 0.20pips (0.40pips) |
EUR/JPY | 2.20pips | 0.70pips (1.10pips) | 0.70pips (0.90pips) |
GBP/JPY | 3.60pips | 1.10pips (1.50pips) | 1.10pips (1.30pips) |
EUR/USD | 1.80pips | 0.20pips (0.60pips) | 0.20pips (0.40pips) |
(プロ口座・VIP口座の括弧内が往復手数料込みの価格)
対応している取引プラットフォームはMT4のみ
MT4のみ対応しています。
それ以外は未対応ですので、他のプラットフォーム(MT5やcTraderなど)で取引したい場合は避けましょう。
但し、MT4はどの海外FX業者にも採用されており、多くのトレーダーからの支持を受けているツールなのでMT4だけでも十分です。
日本語サポートは完璧
日本語サポートもとても充実しています。
Tickmillのサポートは全部で3つで下記の通りです。
- 電話:+852 5808 2921
- メール:support@tickmill.com
- ライブチャット
メールは営業日なら最大24時間以内には対応、電話だと平日の7:00~22:00が対応時間になります。
まとめ、管理人総括
親会社が英国金融ライセンスを取得していることから、他の海外FX業者よりも信頼性が高くて魅力的な業者です。
また、スプレッドが非常に優秀で取引コストが低いこと、約定力の高さから、スキャルピングをメインにしているトレーダーにおすすめできると思います。
開設口座は「プロ口座」を選びましょう。
入金最低額が低めで、スプレッドの低さから相性が非常にいいです。
両建てが可能ということもプラスな点ですね。
ただし、Tickmillのようなスキャルピング向けの業者はほかにもあって、約定力の違い(もっと早い業者もある)などがあるので、数ある業者の中から比較して決めるのが良いと思います。
Tickmillの会社概要
- 正式名称:Trop-X Limited
- 所在国:セーシェル
- 資本金:非公開
- 本所在地:3, F28-F29 Eden Plaza, Eden Island, Mahe, Seychelles.
- 金融ライセンス:セーシェル金融庁(FSA)
- 事業開始年:2015年
口座詳細
クラッシック口座(STP/NDD方式)
- 最大レバレッジ:500倍
- 追証:ゼロカット採用、追証なし。
- 平均スプレッド:1.80 pips~
- 約定スピード、約定力:かなり速い。
- 取引ツール:MetaTrader4(MT4)のみ
- 取引手数料:取引手数料なし
- ボーナスキャンペーン:3,000円の口座開設ボーナス
- 口座内基本通貨:USD,EUR,GBP,PLN
- 商品:FX63種類 貴金属2種類 インデックス15種類 原油 ドイツ国債4種類
- 最低入金額:10,000円~
- 両建て取引:可
- 最低取引量:0.01lot(1000万通貨)
- ロスカット水準:証拠金維持率30%以下
- 1ポジションの最大保有数:制限なし
- 最大保有数:制限なし
プロ口座(ECN/NDD方式)
- 最大レバレッジ:500倍
- 追証:ゼロカット採用、追証なし。
- 平均スプレッド:0.2 pips~
- 約定スピード:かなり速い。
- 取引ツール:MetaTrader4(MT4)のみ
- 取引手数料:0.4pips~
- ボーナス:3,000円の口座開設ボーナス
- 口座内基本通貨:USD,EUR,GBP,PLN
- 商品:FX:63種類 貴金属:2種類 インデックス:15種類 原油 ドイツ国債:4種類
- 最低入金額:10,000円~
- 両建て取引:可
- 最低取引量:0.01lot(1000万通貨)
- ロスカット水準:証拠金維持率30%以下
- 1ポジションの最大保有数:制限なし
- 最大保有数:制限なし
VIP口座(ECN/NDD方式)
- 最大レバレッジ:500倍
- 追証:ゼロカット採用、追証なし。
- 平均スプレッド:0.2 pips~
- 約定スピード:かなり速い。
- 取引ツール:MetaTrader4(MT4)のみ
- 取引手数料:0.2pips~
- ボーナス:3,000円の口座開設ボーナス
- 口座内基本通貨:USD,EUR,GBP,PLN
- 商品:FX:63種類 貴金属:2種類 インデックス:15種類 原油 ドイツ国債:4種類
- 最低入金額:550万円~
- 両建て取引:可
- 最低取引量:0.01lot(1000万通貨)
- ロスカット水準:証拠金維持率30%以下
- 1ポジションの最大保有数:制限なし
- 最大保有数:制限なし
入出金方法
Tickmillは入金方法は基本的に海外銀行送金がメインです。
クレジットカードで入金した場合、マネーロンダリングの観点により、出金リクエストの際には使用したすべてのクレジットカードの表面画像の提出を求められる場合があります。
また、クレジットカードで入金した場合、一度もトレードを行わずに出金申請した場合、クレジットカード枠の現金化目的などを防止するため、カード会社に許認可をもらう関係上少々時間を要します。
入金方法
- 海外銀行送金
- クレジットカード
- Skrill
- NETELLER
- STICPAY
- FasaPay
- UnionPay
- NganLuong
- QIWI Wallet
- タイのオンラインバンク送金
- GlobePay
- vietnam online Bank Transfer
出金方法
- 海外銀行送金
- クレジットカード
- Skrill
- NETELLER
- STICPAY
- FasaPay
- UnionPay
- NganLuong
- QIWI Wallet
- タイのオンラインバンク送金
- GlobePay
- vietnam online Bank Transfer