MGK Internationalは、マレーシアの金融ライセンスを取得しており、8年の運用実績があるFX会社・ブローカーです。
しかし不穏な噂を耳にする方も多く、信頼性は十分か、心配になる人もいるでしょう。
ここではそんな新興ブローカーMGK Internationalについてまとめます。
目 次
MGK Internationalとは?
MGK Internationalとは、最大レバレッジ777倍・高い約定力・日本人スタッフ完備・低スプレッド、といった多くの魅力を持つ海外FX業者の1つです。
マレーシアで金融ライセンスを取得しており、資金管理も完全分別管理(XMと同じ方法)で保管・管理していることから、信頼性は高いと言えます。
ただしSNSなどではあまり良い噂を聞かない人もいるのではないでしょうか? 結論から言うと心配ないのですが、その理由と一緒に、メリットデメリットを深掘りしていきましょう。
口座タイプの詳細
現在はノーマル口座のみ口座開設可能です。
口座タイプ | ノーマル口座 | |
---|---|---|
取引方式 | NDD STP | |
最大レバレッジ | 777倍 | |
取引手数料 | 無料 | |
スプレッド | 1.3~1.5pips | |
通貨ペア数 | 28通貨ペア | |
ロット単位 | 10万通貨 | |
最小取引数量 | 0.01lot | |
最大取引数量 | 50lot | |
マージンコール | 100% | |
ロスカット水準 | 50% | |
ゼロカット | あり | |
取引ツール | MT4 | |
口座通貨 | JPY USD | |
最低入金額 | 200ドル~ |
ノーマル口座がSTP口座で、SPEED口座が低スプレッド口座であるECNとなっています。
SPEED口座はECN口座のため取引手数料がかかりますが、スプレッドを合わせたトータルコストではSPEED口座のほうが安くなります。
他には主だった違いはありません。
※現在はノーマル口座のみ口座開設可能です。
MGK Internationalの長所・メリット
以下からはまずMGK Internationalの長所・メリットから解説していきます。
金融ライセンス有り
公式サイトでも明言されていますが、MGK Internationalはマレーシアのラブアン連邦準州金融サービス局によって認可され、規制されています。
金融ライセンスの所持はそのFX業者の信頼性をある程度担保してくれる指標として見ることができます。
- FSAリファレンス:MB/12/0003
- 登録番号:LL08755
完全分別管理あり
マレーシアの金融ライセンスを所持していることで、MGK Internationalは分別管理が義務付けられています。
分別管理とは、会社の運営資金と、顧客のトレード資金を全く別のところに保管し管理することを言います。
この分別管理により、顧客の資金が会社の運営に使われたり、会社に盗られる、といったことが起こらないように管理されます。
また、これはMGK Internationalが管理するわけではなく、第3者機関が管理するため、安全性が保証されています。
ただし投資は自己責任で行いましょう。
最大レバレッジ777倍
MGK Internationalは最大レバレッジ777倍です。
最大レバレッジ777倍は、海外FX業者の中でも高めに設定されています。
これだけハイレバレッジであれば、トレードにおいても資金効率が良い取引ができるでしょう。
レバレッジ制限はある
MGKにはレバレッジ制限があります。証拠金に応じて以下のように最大レバレッジに規制がかかります。
- 200万円以下:777倍
- 201万円~1000万円:200倍
- 1001万円以上:100倍
777倍でスタートダッシュができるのは、資金が200万円以下である時だけです。
レバレッジ規制は基本的にどのFX業者にもあるため、特に目立つデメリットではありませんが、トレードの際には気を付けるようにしましょう。
しかしレバレッジは100~200倍でも十分高いといえます。
ゼロカットあり
海外FX業者を使う一番のメリットである「ゼロカット」ですが、もちろんMGKにもあります。
ゼロカットとは、FXトレードで入金額以上の損失が出てしまった場合に、FX業者がその損失を負担してくれるもので、海外FXにしかないシステムです。
要はこのゼロカットがあるおかげで海外FX業者を利用している人は借金を負うことがありません。詳しくは以下の記事をご覧ください。
低スプレッド(ドル円1.3pips~)
MGKは低スプレッドも売りにしています。
MGKのノーマル口座のドル円では平均1.3pipsとなっています。
他業者でいうと、XMは平均2.0pips、AXIORYやTitanFXは1.5pipsほどになっているので、かなり低いことが分かるかと思います。
高い約定力
MGKは約定力も高く、評価が良いことで有名です。
約定力が高い、とはポジションを保有する時、決済する時のタイムラグがほとんどないことを指します。
つまり自分がトレードしたい時にすぐに注文が通るため、トレードの滑りが起こりにくい環境が提供されています。
また、通貨の流動性を確保するために、多くの提携業者(LP)がついています。
公式サイトでは平均注文速度を0.0004秒と公表しています。これはスキャルピングなどにも十分使えるほど早いです。
NDD方式を採用している
MGKはNDD方式(ノーディーリングデスク)を採用してます。
NDDとは、間に海外FX業者を介さない注文方法の事で、最良のレートで自動的に注文が通ります。
これによりトレーダーにとって不利な滑りや、故意の価格操作などによるロスカットなどは行われることはありません。
スキャルピングができる
MGKはスキャルピング(超短期売買:1日に何十~百回行うトレードのやり方)を行うことができます。
低スプレッドを提供している点、約定が強い点、NDDによる透明性の高さ、といった点からもスキャルピング向きの口座であると分かります。
もちろんデイトレードや、スイングトレードといった中長期トレードも行うことができます。
自動売買やEAを動かせる
MGKでは自動売買やEAに制限がなく、好きなだけ動かすことができます。
一般的には、自動売買やEAは制限がかかることが多く、またトレードルールに抵触しないように設定する必要があるため、やや上級者向けです。
しかし、MGKでは両建てが禁止でなかったり、スキャルピングが自由に行えるなど、他業者に比べて制限がありません。この点は大きいメリットと言えます。
MGK Internationalの短所・デメリット
次に、MGK Internationalの短所・デメリット・悪い噂などを調査したので、解説します。
マネーマティックプロジェクト(詐欺業者)の媒介だった
MGKは、詐欺案件と言われている「マネーマティックプロジェクト」の媒介にされていた過去があります。
マネーマティックプロジェクトとは、「簡単に稼げるEAがあるので使ってみてください!」という風に顧客を集めて、最終的に飛んだ詐欺案件・情報商材の名前です。
このEAの設定・運用先に選ばれていたのがMGK Internationalでした。
つまりマネーマティックプロジェクトという情報商材のEAの接続先に指定されたのがMGKだったというわけです。
情報商材の運用先になっただけ
念のためフォローしておくと、MGKは情報商材の運用先に指定されていただけで、MGK自体が詐欺を働いていたわけではありません。
ではなぜMGKが運用先に選ばれてしまったかというと、先ほど”メリット”でも記述しましたが、EAの設定の自由度が高いからです。他業者でできないEAの設定や、制限されている自動売買の設定も、MGKでなら細かいことを気にせずにトレードできてしまいます。
また、基本的にトレードルールが他の海外FX業者よりも緩いということもあり、今回の情報商材の運用先に選ばれてしまったのだと私は考えます。
通貨ペアが少ない
MGKは通貨ペアが28通貨ペアと、メジャーどころの通貨ペアは抑えていますが、マイナー通貨ペアは少なくなっています。
他にも株式指数は2銘柄、エネルギー2銘柄、貴金属2銘柄とラインナップは少なめです。
ロスカット水準は50%と海外FXでは高め
MGKはロスカット水準が50%です。
海外FX業者の多くが20%のため、ロスカット水準は高めと言えるでしょう。
他の海外FX業者と同じようにポジションを持ちこせると考えずに、なるべく早めに予約決済を入れておくことをおすすめします。
スワップポイントはマイナスが多い
スワップポイントはマイナスになる通貨ペアがほとんどです。
ポジションを1日持ち越すごとにマイナスのスワップポイントがつくため、運用利益がある人はなるべくその日の内に決済をした方が良いでしょう。
まとめ|MGK Internationalの口コミ
基本的にメリットが多いMGK、しかし詐欺案件の運用先に選ばれてしまった過去があるなど、少々不安材料は残ります。
ただしMGK自体は真っ当な海外FX業者なので、自由度の高いトレードを行いたい方、自動売買やEAを制限なく動かしたい方などにはおススメです。
またXMとは違いスプレッドが狭い点や、AXIORYより高いレバレッジを提供するなど、今後注目の海外FX業者であると言えます。