ここではXMのマイナンバー提出に関する情報を解説します。
今のところ必要ありませんが、今後必要になる場合もありますので登録しておいても損はありません。
ここではマイナンバーの登録について、なぜ不要なのに求められるのか?についても言及していきます。
目 次
XMでマイナンバー登録は不要。「いいえ」で問題ない
XMで口座開設するときに、マイナンバーの提出が求められますが、「いいえ」で「後で知らせる」ボタンを押せば問題ありません。登録しなかったからといってMT4が使えない・利用できなくなるといったペナルティなどもありませんし、普通にFXを取り組めます。
正確には口座開設の時ではなく、口座有効化の場面で追加情報という部分でマイナンバーの提出は求められます(口座の有効化とは、口座開設ののちにFX取引ができるように住所確認書や身分証などを提出する手順の総称で、多くの場合口座開設時に同時に行います)。
XMの口座開設についてはこちら:【XMの口座開設から有効化の方法を解説】
今のところは登録は不要ですが、今後必要になったらしっかり登録をしましょう。
納税者番号、TINってなに?
XMでマイナンバーを入力する画面で、納税者番号(TIN)をお持ちですか?と聞かれます。
納税者番号(TIN)はマイナンバーのことです。
口座開設時(口座有効化)の時に戸惑わないように注意です。
※最近では「TIN」とは表記されておらず、「納税者番号」「マイナンバー」と書かれているので特に気にしなくてOKです。
「マイナンバーをお持ちですか?」などの解答例
マイナンバーの提出を念のためしておきたい!という人はそれでも大丈夫です。むしろできるならしておいた方が良いでしょう。
その場合、「納税者番号をお持ちですか?」などの質問に対しては「はい」で答えます。
- 「納税者番号をお持ちですか(TIN)?」または「マイナンバーをお持ちですか?」:はい or いいえ
- 「納税国を選択してください」:Japan
- 「納税者番号(TIN)を入力してください」または「マイナンバーを入力してください」:12345678901(マイナンバーを入力)
XMでマイナンバーを登録しなかった人も、XMのメニュー欄やサポートセンターに連絡すれば、後からでも提出できますので今すぐ登録しなくても良いでしょう。
繰り返しになりますがXMにマイナンバー登録しなくても、今のところなにも問題はありません。
XMにマイナンバー登録は必要ないのになぜ登録を求めるのか?
なぜ必要ないのにもかかわらずXMはマイナンバー登録を求めてくるのでしょうか。
実はXMの本社がありますヨーロッパ圏で規制が強化されたためです。
MiFIDⅡ(Market in Financial Instruments Directive:第二次金融商品市場指令)の欧州規制および共通報告様式(CRS)に準拠するべく、XMは顧客に納税者番号(TIN)に関する情報を提供を求めているのです。
つまりヨーロッパでは必須の項目のため、ヨーロッパの人はかならず納税者番号(TIN)を登録しなければいけません。
しかし、日本居住者はXMの子会社でありセーシェルライセンスを保有するXMTradingでの個人情報登録なのでマイナンバー登録は必須ではない、というわけです。
国内FXではマイナンバー登録は必要
ちなみに国内FXでは2016年よりマイナンバー登録は必要です。
すでに義務化されており、マイナンバー登録をすることで、そのFX会社のトレード損益をマイナンバーと紐づけして税務署に報告します。
つまり、脱税防止にマイナンバーを登録を義務付けているというわけですね。
【まとめ】XMにマイナンバー登録する場合、マイナンバーカードは必要ない
マイナンバー登録に「はい」と答えて、マイナンバー登録をしたい場合、マイナンバーカードは必要なのでしょうか?
答えは、いいえです。マイナンバーカードの提出などは必要ありません。
登録する場合でもカードは必要ないので、マイナンバーがわかるものがあれば(マイナンバー通知カードなど)数字を入力してそれで終わりです。
提出した、しないからと言って特に何かあるわけではありません。
ですが、国内FX同様に今後マイナンバー登録が必須になった場合、マイナンバーカードも提出を求めてくる場合もあるのでこれを機にマイナンバーカードを作っておいても良いでしょう。