FX 手法

ロスカットの用語説明と、それに必要な実効レバレッジ管理も解説!

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国内FX、海外FXではロスカットという仕組みがあります。
ロスカットは投資家が元の資金以上の損失を被らないようにするためのシステムですが、それで安心してはいけません。
ここではそのロスカットについて詳しく説明していきます。

また国内FX、海外FXではどう違うのか比較しますので、これからFXを始めようと思っている人は是非参考にしてください。

そしてここではロスカット率の計算もできるだけ簡単に紹介します。
その計算式に当てはめて、自分が取引した時にロスカットになってしまわないように気をつけてFXを行っていきましょう。

ロスカットとは

まずロスカットとは、国内FX・海外FX問わず、FX取引において含み損が大きくなりすぎた場合に自動的に行われる強制決済のことをいいます。

強制決済なので、ロスカットが起こると取引は強制的に終了します
しかしあくまで含み損(損失)が大きくなった場合に強制決済なので、言い方を変えると、強制的に取引を終えて損が大きくなりすぎるのを抑えてくれるのです

結局は良いシステムのように聞こえますが、それでもロスカットされる前に自分で損切りをすることが大事です
基本的にロスカットはその自分で損切りができない場合のみに発動するもの、という認識でいてください。

でないと無駄に借金を背負ってしまうことになります。

損切りなら自分で決めた最低額のマイナスで済みますが、FXには追証という仕組みがあるため、ロスカットになると余計な借金が増える可能性があるのです。
追証とは、なんらかの理由でロスカットの一定の水準を下回った場合や、ロスカットが正常に機能せず、自分の損失が証拠金より超えてしまった場合に発動するもので、その損失分を補填しなければならないというものです。
その損失分に加え、次の取引ができるだけの証拠金(追加保証金)を補填しなければ次の決済はすることが出来ません。

ではロスカットが正常に機能しない場合とはどういう状況なのか。
それはチャートの振り幅がいきなり動いたときなどで、実際にロスカットが追いつかずに何人もの人が借金を抱えた事件があります
スイスフランショックと呼ばれる事件で、スイスフランの暴騰が2015年に起こりました。
これはスイス中銀がユーロフランを一定の水準で維持する政策を取っていたのですが、突然それをやめたためユーロフランが大暴落しました。
いきなり暴落したため、損切りもロスカットも追いつかず、多大な負債を被った人が何人も出ました。

このような事件も実際にあるため、普段から自分で細かく損切りしていたとしても、多大な借金を背負ってしまう場合があります。
ロスカットは含み損が大きくなりすぎてしまったときに発動する保険のようなものですが、なるべくロスカットの起こらないような取引を心がけましょう。
そうでなくてもロスカットは突然の相場変動に対応できない場合があるので、そのリスクは常に念頭に置いておく必要があります
しかし国内FXと海外FXではここにも違いがあるのですが、それは下記で詳しく説明していきます。

では実際にどのようなタイミングでロスカットが起こるのでしょうか。
ロスカットは「証拠金維持率」という基準があり、FX業者ごとにロスカットする水準を設けています。
ロスカット率○%、ロスカット○%、という風に表されています。
「証拠金維持率」が業者が設けているロスカットの水準未満になったとき、ロスカットが発動します
これも下記で詳しく説明していきます。

国内FX・海外FXのロスカットを比較

では次に国内FX・海外FXのロスカット率を比較していきたいと思います。

ロスカット率はロスカットによる強制決済が発動する水準になります。
証拠金の○%という風に業者ごとに決まっている場合がほとんどになります。
以下の表を参考にしてください。

国内FX業者

FX業者名 最大レバレッジ ロスカット率
DMM FX 25倍 50%
FXネオ(GMOクリック証券) 25倍 50%
SBI FXトレード 25倍 50%
マネースクウェア・ジャパン(M2J) 25倍 80%
ひまわり証券(ひまわりFX) 25倍 100%
みんなのFX(トレイダーズ証券) 25倍 100%

海外FX業者

FX業者名 最大レバレッジ ロスカット率
XM 888倍 20%
HotForex 1000倍 20%
AXIORY 400倍 20%
TitanFX 500倍 20%
LAND-FX 500倍 20%
FxPro 500倍 20%

表を見るとわかると思いますが、国内FXと海外FXではロスカット率が異なっています。
それでは順に見ていきましょう。

国内FX ロスカット

国内FXのロスカット率は表にもあるような50%や100%などが多く、証拠金維持率がその数値未満になった場合ロスカットが発動します。
これから詳しく説明していきますが、証拠金維持率は計算によって表すことができます。

ロスカット率が100%や50%だと海外FXに比べるとあまりよくありません。
というのも、その水準になると強制決済されてしまうため、そこからたとえ価格が伸びたとしても耐えることができないからです。

国内FX 強制ロスカット 50%
つまり国内FXでは自分で損切りするタイミングも早めにしなければならないということでもあります。
投資はポジションを決済しない限りは損失が確定しないため、たとえ予想に反して価格が下がってしまっても耐え続けて、その後相場が反転すれば負けることはないのです。
なのでロスカットの水準が高い業者はそれだけ早く決済をしなければならなくなるため、負けやすくなってしまうということです。
特に国内FXと海外FXを比較するとその差が歴然です。

海外FX ロスカット

海外FXのロスカット率は国内FXよりも低めに設定されています。
また追証もないので証拠金以上の借金を背負うこともありません。
レバレッジも大きいことから海外FXでは大きな額で取引が可能になりますが、ロスカットも大切なのでその基準値も取引する際には確認するようにしましょう。

国内FXのほうでも確認したようにロスカットは低く設定されていたほうがそのぶん勝てる可能性が上がります。
海外FXでは平均的にロスカット20%としているところが多いため、国内FXよりも取引するときに有利になります。


その分どのあたりで損切りをするべきなのかをよく把握しておく必要があります。
そしてどのタイミングでロスカットされるのかも把握しておくといいでしょう。

ではどのタイミングでロスカットされるのかを計算式と共に見ていきましょう。

海外FX口座ではロスカットレベル(証拠金維持率)が低い方が良い

ロスカットとは、含み損が大きくなり過ぎた時にポジションを自動的に強制決済することによって損失の拡大を防止する役割・機能を持っています。

参考記事:ロスカットとは?

海外FXでは高いレバレッジをかけることが可能なため、高いレバレッジではレートの変動が小幅であっても、予想と逆方向に動いてしまうと含み損が膨らみやすくロスカットしやすくなります。

FX取引におけるロスカットとレバレッジの関係は、

  • レバレッジが高くて、ロスカットレベル(証拠金維持率)も高いとロスカットしやすく
  • レバレッジが高くても、ロスカットレベル(証拠金維持率)が低いとロスカットしにくい

そのため、海外FXではできるだけロスカットに引っかからないためにロスカットレベル(証拠金維持率)が低い海外FX口座を選んだ方が良く、当サイトがおすすめしている海外FX業者の証拠金維持率は5%~30%となっています。

海外FX口座 ロスカット/マージンコール比較

当サイトで紹介している海外FX業者はどれもロスカット水準が30%以下と低いですが、比較すると下記のようになります。

  • FxPro:
    ロスカット水準(証拠金維持率):5%以下
    マージンコール:50%以下
  • HotForex:
    ロスカット水準:10%以下(マイクロ口座以外は20%以下)
    マージンコール:50%以下
  • XMTrading:
    ロスカット水準:20%以下
    マージンコール:50%以下
  • AXIORY:
    ロスカット水準:20%以下
    マージンコール:50%以下
  • TitanFX:
    ロスカット水準:20%以下
    マージンコール:90%以下
  • LAND-FX:
    ロスカット水準:30%以下
    マージンコール:50%以下

ロスカット水準(証拠金維持率)とマージンコールに幅がある方が良い

また、マージンコールは証拠金残高が一定水準以下となると、資金残高に余裕が無くなってきていることをFX業者が知らせてくれるものです。マージンコールは、あらかじめ含み損が増えてきていることを知らせるためなので、ロスカット水準(証拠金維持率)よりもある程度資金余力が残っている時点で知らせてくれる海外FX業者が良いでしょう。

ロスカットの計算

ここからはロスカット○%のとき、どのくらいの値段変化でロスカットされるのかを具体例とともにみていきます。

まずはロスカットが発動するタイミングをおさらいします。
ロスカットはFX業者が決めている証拠金維持率という○%で表される値を基準に発動します。
その値、もしくはそれ以下の値に証拠金維持率が及んだ場合にロスカットされます。

では証拠金維持率を出すための計算式をみていきましょう。

証拠金維持率を導くための計算式

証拠金維持率を導くための計算式がこちらです。

証拠金維持率(%)= 有効証拠金(口座内資金 + 含み損益) ÷ 必要証拠金(レート × 取引数量 ÷ レバレッジ) × 100

有効証拠金とは口座内資金と含み損益を足したものになります(万単位)。
口座内資金とは最初にFX業者に預け入れた証拠金のことで、つまり預け入れた全額のことを指しています(万単位)。
含み損益とは取引において発生した利益、損失のことです(万単位)。
必要証拠金とはレートと取引数量とレバレッジから求められます(万単位)。
レートは1ドル/100円とあるときは100円となります。日本円を計算式には当てはめます(円単位)。
取引数量はそのレートでどのくらいの通貨を買ったのかで決まります(通貨単位)。
レバレッジはその時にいくらレバレッジをかけたかでその数値を当てはめます(レバレッジ倍率をそのまま代入する)。

くどいようですが、この証拠金維持率の%が、業者が設定しているロスカット○%の値に達した場合かその値を下回った場合にロスカットとなります。

言葉だけではイメージしにくいと思うので、具体例を出して計算してみます。
なおここでは比較しやすいように2つの例の取引数量を同じ額なるように設定しています。

例1)国内FXを想定
・ロスカット 50%
・口座内資金 100万円
・レート 1ドル/100円
・取引数量 25万通貨
・レバレッジ 25倍

例2)海外FXを想定
・ロスカット 20%
・口座内資金 100万円
・レート 1ドル/100円
・取引数量 25万通貨
・レバレッジ 100倍

ではこの時点での証拠金維持率を見てみましょう。
この時点では含み損益は出ていません(1ドル/100円のまま変化していない場合)。

例1から見ていきます。
口座内資金は100万で、含み損益はないので「0」、有効証拠金は100万です。
必要証拠金は、レート100、取引数量25万、レバレッジ25倍なので以下の通りです。

有効証拠金(100万 + 0)÷ 必要証拠金 (100 × 25万 ÷ 25)× 100 = 100%

つまり例1の証拠金維持率は100%です。

続いて例2を同じように当てはめていきます。

有効証拠金(100万 + 0)÷ (100 × 25万 ÷ 100)× 100 = 400%

このようになります。

例1のロスカット率は50%、例2は20%なので、当たり前ですがまだどちらもロスカットはされません。
ちなみに例1でロスカット100%のFX業者の場合、この時点で100%に達してしまっているのでエントリーすらできません。
つまりロスカット100%のFX業者では最初から口座内資金全てを使うことはできないのです。
口座内資金=必要証拠金となってしまうと証拠金維持率が100%になってしまいます。

例1 国内FXのロスカットまでの変動額を導いてみる

ではここから「1ドル99円」に下がった場合にはどうなるでしょうか。
まずは例1から考えていきましょう。

例1)国内FXを想定
・ロスカット 50%
・口座内資金 100万円
・レート 1ドル/100円 → 1ドル/99円
・取引数量 25万通貨
・レバレッジ 25倍

(100万 - 25万) ÷ (99 × 25万 ÷ 25)× 100 = 75.75...

まずひとつひとつ確認していきましょう。
式の最初の数は口座内資金ですので「100万」が入りますね。
次は含み損益なので、この場合、1ドル100円のレートで25万枚買っているので、1円増減するごとに25万円の増減になります。
つまり100円から99円に相場が下がった場合、1円のマイナス=25万円のマイナスになりますので、ここは「-25万」になります。
この1つ目の括弧内の数字の答えが有効証拠金です。

続いてはレートの円を代入するはずだったので、99円の相場になった今、次の項目には「99」が入ります。
そして「25万」は取引数量です。
「25」はレバレッジ倍率です。
この2つ目の括弧内の数字の答えが必要証拠金です。
最後の「× 100」は変動しないのでそのままで大丈夫です。

これによって導き出された答えが75.75...なので約75.8%が証拠金維持率になります。
75.8%なのでロスカット50%には達していないためまだロスカットされません。

では続いて「1ドル=98円」になった時はどうなるか、同じようにあてはめていきます。

(100万 - 50万)÷(98 × 25万 ÷ 25)× 100 = 51.02...

「1ドル=98円」になると約51%となり、ほぼロスカット50%と同じなので、これ以上下がるとロスカットされますね。
つまりこの例1の条件では、約-2円でロスカットされるという結果になりました。
ちなみにロスカットまでの変動額の計算式は以下の通りです。

ロスカットまでの変動額 = (口座内資金 - (必要証拠金 × ロスカット))÷ ポジションの通貨

実際に例1で当てはめてみましょう。
なおこの計算式ではロスカットは%で計算するので、50%は「50」ではなく「50%(1/2)」で計算します。

100万 -(100万 × 50%)÷ 250,000通貨 = 2円

この変動額を最初のレートの日本円から引くと
100 - 2 = 98
となるため、やはり相場が1ドル100円から1ドル98円まで動くとロスカットされます
※ただしこれは目安となる値です。

例2 海外FXのロスカットまでの変動額を導いてみる

次は例2から考えてみたいと思います。
「1ドル=99円」に相場が下がったときは以下の通りです。

例2)海外FXを想定
・ロスカット 20%
・口座内資金 100万円
・レート 1ドル/100円 → 1ドル/99円
・取引数量 25万通貨
・レバレッジ 100倍

(100万 - 25万) ÷ (99 × 25万 ÷ 100)× 100 = 303.03...

「1ドル=98円」に下がった場合
(100万 - 50万) ÷ (98 × 25万 ÷ 100)× 100 = 204.08...

「1ドル=97円」に下がった場合
(100万 - 75万) ÷ (97 × 25万 ÷ 100)× 100 = 103.09...

「1ドル=96.5円」に下がった場合
(100万 - 875000) ÷ (96.5 × 25万 ÷ 100)× 100 = 51.81...

「1ドル=96.2円」に下がった場合
(100万 - 95万) ÷ (96.2 × 25万 ÷ 100)× 100 = 20.79...

ここでほぼ20%ととなり、これ以上下がるとロスカットされますね。
つまりこの例2の条件では約-3.8円でロスカットされるということです。
続いて確認のためロスカットまでの変動額を調べてみましょう。

式は ロスカットまでの変動額 = (口座内資金 - (必要証拠金 × ロスカット))÷ ポジションの通貨 でしたね。

(100万 - (100 × 25万 ÷ 100 × 20%))÷ 25万 = 3.8円

この変動額を最初のレートの日本円から引くと
100 - 3.8 = 96.2
と、なるため、相場が1ドル100円から1ドル96.2円まで動くとロスカットされます。

国内FX・海外FXのロスカット

国内FXと海外FXのロスカットでは同じ取引数量でも、値段にして1.8円もの開きがありました。
それだけ国内FX取引ではチャンスを削られているといえます。
逆に海外FX取引はレバレッジも大きいので同じ取引数量なら少ない額から始められますし、ロスカットも20%と余裕があります。
しかも追証がないのがとても大きいです。
無駄な借金を省くことができるというのは資産運用する上でとても重要な点ですね。

以下でこの記事をまとめています。

国内FX
・ロスカット50~100%
・相場が突然動くとロスカットが発動しない可能性がある
・追証がある
海外FX
・ロスカット20%~
・追証がないため、相場が突然動いても余計な借金を負わない
証拠金維持率を導くための計算式
証拠金維持率(%) = 有効証拠金(口座内資金 + 含み損益) ÷ 必要証拠金(レート × 取引数量 ÷ レバレッジ) × 100
ロスカットまでの変動額を導くための計算式
ロスカットまでの変動額 = (口座内資金 – (必要証拠金 × ロスカット))÷ ポジションの通貨

ロスカットとはFX取引において含み損が大きくなりすぎた場合に自動的に行われる強制決済のこと、です。

しかしロスカットは発動しないこともあります。
突然相場が変動した時などはロスカットが発動せず、国内FXでは追証が発生し、自分の資産以上の借金を背負ってしまうリスクもあります。

海外FXですとロスカットも低く、追証もありませんので、国内FXよりも安全に取引することができます。
リスクを最小限に抑え、大きなリターンを望めます。

FX取引をする場合ロスカットのいい部分だけでなく、リスクにも注目して取引してみてください。

海外FXのハイレバレッジで稼ぐには実効レバレッジの管理が不可欠

海外FXの魅力の一つであるハイレバレッジは高い資金効率をもたらすメリットがありますが、ロスカットしやすくなるため相応のリスク管理が必要です。

特に経験が浅い初心者などが犯しやすい過ちは、トレード1回ごとのポジションの状況に集中し過ぎてしまい取引口座全体のポジション管理を怠る傾向があるのです。

FXでは相場が刻一刻と変化するのと同時に「評価損益(含み益または含み損)」も変動し、その変動に応じて有効証拠金の残高も変動し、その結果、口座全体のポジションが反映されるレバレッジの倍率も変動します。

この口座全体のポジションが反映されているレバレッジは「実効レバレッジ」と呼ばれており、海外FXのハイレバレッジトレードで勝率を高めるには「実効レバレッジ管理」は絶対に不可欠です。

実効レバレッジとは?

実効レバレッジとは、運用しているポジションも加味した実質の「運用レバレッジ」のことであり、自分が口座に預けている資金にポジションの評価損益を加味した総評価資産に対して何倍のレバレッジ取引を行っているのかを示すものであり、

  • 実効レバレッジが低いほど保有ポジションに対して保有資産の余裕度が高くなる
  • 実効レバレッジが高いほど保有ポジションに対して保有資産の余裕度が低くなる

ことから、実効レバレッジが高くなってきたら、レバレッジの倍率設定を変更するなどの対応が必要となります、詳細は以下で解説します。

以下の計算式で求めることができます。

✔実効レバレッジの計算式

実効レバレッジの計算式

実効レバレッジ=
ポジション評価額(取引数量 X 各通貨の現在のレート)÷ 有効証拠金(預けている評価資産 + ポジションの評価損益)

実効レバレッジ管理ができればロスカットリスクは怖くない

レバレッジの設定が高いときに有効証拠金が減ってくるとロスカットしやすくなります、たとえば、

証拠金維持率(ロスカット率)が20%の口座において、有効証拠金残高が20,000円の時に、ドル円100円/100,000通貨のトレードを行う場合、

ケース1
  • 実効レバレッジ =(100,000通貨 X 100円)÷ 20,000円 = 500倍
  • この場合の逆行pips=160pips(20,000円 x 0.8 x 0.01)

ですが、

もし同じ条件で有効証拠金が1万円しかない場合は

ケース2
  • 実効レバレッジ = (100,000通貨 x 100円) ÷ 10,000円 = 1,000倍
  • この場合の逆行pips=80pips(10,000円 x 0.8 x 0.01)

となります。

ロスカットリスクを回避する実効レバレッジ管理の方法

米国の雇用統計発表のような大型の経済指標発表時では50pips以上のレート変動は珍しくないのでケース2では一発でロスカットするリスクがあり、以下の対応が必要となります。

  • トレードにエントリーする前に口座に資金を追加
  • 口座のレバレッジ設定自体を変更する
  • 取引ロット数を減らす

ことが必要です。

例えば、上記のケース1で元々の設定レバレッジが200倍であったものが500倍の実効レバレッジまで高くなり過ぎたのであれば、まず、実効レバレッジを200倍以下に戻すために30,000円の資金を追加し、有効証拠金を50,000円にします。

資金追加後の実効レバレッジ
  • 実効レバレッジ = (100,000通貨 x 100円)÷ 50,000円(20,000円+追加資金30,000円)=200倍
  • この場合の逆行pips=400pips(50,000円 x 0.8 x 0.01)

ご覧の通り、逆行pipsが160pipsから400pipsまで大幅にアップし、資金の余裕度が高まります。

さらに、口座のレバレッジ設定を下げて、今までよりもロット数を減らせば1回当たりに狙える利益は少なくなりますがロスカットのリスクも低下させられるので効果的です。口座のレバレッジ倍率を下げる分ロット数も下げれば今までと毎回の必要証拠金の負担を変えずに済みます。

レバレッジを下げても海外FXの方が有利

レバレッジの設定を下げたとしても、上記の200倍を150倍や100倍まで下げたとしても国内FXのレバレッジ最大25倍と比較すれば海外FXの方がはるかに資金効率が高いことに変わりがなく、ここまで説明した実効レバレッジ管理をしっかりと行うことでハイレバレッジトレードで問題となるロスカットを回避できるのです。

レバレッジの設定変更の重要性と変更方法

国内FX口座と海外FX口座を問わず通常取引口座ではレバレッジの倍率は固定されています。

上記で説明したとおりトレードごとに資金を追加したり取引ロットを減らしたりすることで実効レバレッジが高くならないように管理する必要がありますが、口座のレバレッジの設定自体を下げるべきときもあります。

たとえば、有効証拠金が減ってきているときほど口座のレバレッジの倍率を下げた方が良い時もあります。特に初心者などで見受けられることですが、レバレッジの倍率が高すぎると使用している証拠金額が少額であってもロットが多めなってしまい負ける時の損失額が多めになり、結果として有効証拠金が目減りしていくことがあるからです。

したがって、相場の状況などに関わりなく有効証拠金が半分までに目減りしてしまったらレバレッジの倍率を下げるべきだと言えます。

海外FXはレバレッジの倍率を細かく設定できるので安心・安全

海外FXと聞くとハイレバレッジだから=リスクが高い、ハイレバレッジは固定倍率のように思っている人もいますが、実は倍率はかなり細かく設定できることをご存知でしょうか。

たとえば、元祖ハイレバ・日本人人気ナンバーワンである海外FX業者 XM(エックスエム)のレバレッジ最大は888倍ですが、レバレッジの設定は以下の15段階となっています。

海外FX業者 XM の15段階レバレッジ倍率設定
1倍、2倍、3倍、5倍、10倍、15倍、20倍、25倍、50倍、66倍、200倍、300倍、400倍、500倍、888倍

一方、国内FXのGMOクリック証券ではレバレッジは25倍固定、SBI証券などではレバレッジ1倍・3倍・5倍・25倍コースの数種類だけであったり、むしろ海外FXの方がレバレッジ25倍以下でも細かい設定が可能なので、相場などのトレード環境に合わせて「攻めのトレード」「守り・手堅いトレード」など柔軟性の高いトレードを追及しやすいと言えます。

相場やトレードの状況に照らし合わせてその時々に最適なレバレッジの設定ができる方がトレードに有利に働くことは間違いありません。

国内FXのレバレッジ設定倍率

海外FX XM(エックスエム)でのレバレッジ設定変更方法

XMでのレバレッジの倍率の設定変更はマイページにログイン後、30秒~1分程度で完了します。

マイページのトップにある「口座の管理」をクリックします。

海外FX-XM-レバレッジ設定変更1

レバレッジ部の「変更依頼」をクリックします。この時点ではレバレッジ500倍に設定されています。

海外FX-XM-レバレッジ設定変更

ここではレバレッジ500倍から200倍に変更してみましょう。
1:200のラジオボタンを押し、リスクエスト送信をクリックします。

海外FX-XM-レバレッジ設定変更3

 

すると瞬時にリスクエストが送信されましたが表示され、同時にレバレッジ変更完了のお知らせメールが届きます。

海外FX-XM-レバレッジ変更依頼

海外FX-XM-レバレッジ変更依頼受け付け通知

 

リスクエスト送信から数秒以内にレバレッジの変更が完了します。

海外FX-XM-レバレッジ変更後画面

このように瞬時にレバレッジを変更できるので、変更のために待たされることがなく最適なレバレッジ管理が可能であり、高い柔軟性と機動力が高いトレードが行えることも海外FXのメリットであると言えます。

実効レバレッジ管理のまとめ

いかがだったでしょうか、海外FXのハイレバレッジならではの資金効率の高さを活用する上で実効レバレッジ管理の大切さをご理解いただけたでしょうか。ハイレバレッジの大きなメリットである投資効率の高さを活用するには上記のちょっとしたリスク管理を行うことでトレードの成績は大幅に良くなるはずです。

実効レバレッジ管理とは、ハイレバレッジ、低いレバレッジに関わりなくFXでは必ず励行しなければならないことを理解しておきましょう。

  • この記事を書いた人

FXexpertner管理人

学生時代からFXを始めて10年以上、詐欺業者などにも騙されたことから、優良な海外FX業者を見つけるために「安全」が徹底されているFX業者を調べまくった。その経験や知識をお伝えしています! ちなみにエキスパートナーとは、海外FXの熟練者エキスパートという意味と、海外FXトレーダーの良きパートナーになりたいという意味からつけさせてもらった名前です。

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