FXGTは2019年にサービスを開始した海外FX業者です。
最初に結論を言うと、出金手数料に注意しながら中長期に取引できる人、仮想通貨を取引したい人にかなりおすすめです。
中継銀行とその手数料を抑えている人、ハイレバレッジ1000倍で効率よくトレードしたい人などにも良い取引環境が整っていると言えるでしょう。
そんなFXGTのメリット・デメリットを見ていきましょう。
FXGTの概要
FXGTは2019年12月にサービスを開始しました。
海外FXで仮想通貨を取引したい人、中長期でFXをやっていきたい人にはおススメです。
ただし前述したように、出金手数料が不明瞭なので、中継銀行の手数料を把握している人でないと出金手数料で思わぬ費用が掛かる可能性はあります。
しかし掛かっても1万円以下かと思うので、ハイレバ1000倍で稼げる自信のある人はFXGTでトレードしてみてください。
また、BitwalletやSTICPAYの口座を持っている人はそちらで出金する方が、場合によっては手数料が安くなります。
しかしボーナスやライセンス状況などメリットも豊富なので、順番に見ていきましょう。
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FXGTの良い所【メリット】
FXGTの良い所は以下の9つです。
それぞれ簡単に解説します。
初回入金ボーナス100%、通常入金30%
FXGTでは、初回入金ボーナスとして100%(上限7万円)が付与されます。
つまり初回入金の時に7万円入金したら、ボーナスが同額(=入金額の100%)7万円が付与され、合計14万円でトレードを始めることができます。
また初回以外の通常入金では30%(上限金額200万円相当)が付与されます。
2回目以降はこの30%ボーナスが上限金額に達するまで付与され続けます。
口座開設で3,000円が貰えたことも。今後も可能性あり
2021年9月頃まで、新規口座開設した方にクレジットボーナスとして3,000円がMT5口座に反映されていました。
今後もこのようなキャンペーンを行う可能性はあるので、もし最初に3,000円も欲しい!という方や、まずは3,000でお試しにトレードしたい!という方は待ってみても良いでしょう。
レバレッジ1000倍、ゼロカットあり
FXGTのレバレッジは1000倍です。
また追証(借金)もなしなので、もしも相場が急変動してもトレーダーが借金を負うことはありません。
口座内レバレッジは高ければ高いほどロスカットしにくくなるので1000倍はおすすめです。
通貨ペアが豊富。仮想通貨・CFD取引
通貨ペアは54種類と普通レベルではありますが、仮想通貨が取引できるという点で他のFX業者と区別できます。
またCFD商品や、メタル・エネルギーなども取引できるので、他のFX業者とそん色なく取引できます。
金融ライセンス取得済、分別管理を徹底
金融ライセンスは、セーシェル金融ライセンス(FSA)を取得しています。
セーシェルはXMやHotforexなど有名な海外FX業者も取得しています。
顧客の資金は、FXGTの営業資金とは別途保管(分別管理)されています。
最大100万ユーロを補償するFXブローカー向け賠償責任保険契約
FXGTはもしもの時に完全補償するというような、信託保全はありません。
しかし、最大100万ユーロ(約2億円)の補償体制は整えています。
何かFXGT側に不手際や、サーバー上で不備が出た場合、またFXGTが倒産などに陥った場合など、トレーダーに損失・被害が出たら補償するように、賠償責任保険というものに加入しています。
安全性はバッチリと言って良いでしょう。
入金・出金は5種類。仮想通貨でも可能
入金・出金は5種類あります。
- クレジットカード(JCB,MasterCard)
- 仮想通貨(Bitcoin,Ethereum,Tether)
- Bitwallet
- STICPAY
- 銀行送金
NDD方式採用
FXGTはNDD方式を採用してます。
NDDとは、取引にディーラーを通さずに注文を通すことで、顧客とFX会社の利益が相反せず、トレーダーもFX会社側もWin-Winな関係を築くことができます。
基本的にFX業者は、トレーダーのスプレッドや手数料でのみ利益を得ています。
ですのでFXGT側は、ストップ狩りなどでトレーダーを負けさせるということはありません。長くトレードをしてもらった方がFXGT側にもメリットが多いためです。
最低入金額500円、最小取引単位1,000通貨
FXGTは最低入金額500円から、最小取引単位1,000通貨から始めることができます。
ただ最低入金額500円から始めても利益が伸びていかないと思うので、最低でも数万円から入金したいところです。
それでも少ない金額から調整できるという点ではメリットと言えます。
約定力あり
約定力とは、FXにおいて注文からポジション保有までの時間の速さを言います。
この約定力が低いと、買いたいタイミングで注文が通らず、思ったよりも高い(低い)金額で買い付けとなってしまうことがあります。
しかしFXGTはこの約定スピードが速く、基本的には買いたい・売りたいタイミングで保有・決済することができます。
「基本的に」と表現したのは、経済指標発表などの相場の急変動が見込まれる時にはどうしても若干のラグが生じるからです。これはどのFX業者にも言えることです。
サポート24時間体制
FXGTは日本語サポートは24時間対応しています。
海外FX業界でこれほど手厚いサービスは他に類を見ません。
メールだけでなく、公式サイトからチャットでも対応してもらえるので、気軽に質問などすることができます。
FXGTを始めるにあたって、また始めてから何か困ったらすぐにサポートしてもらえるというのはかなり優良なのではないでしょうか。
FXGTの悪い所【デメリット】
FXGTのデメリットは以下の5点です。
スプレッドが広めなこと、ストップレベルが高いことの両方のデメリットがあるので、短期売買は行わないようにしましょう。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
MT5のみ(MT4は使えない)
FXGTはMT5しか使えず、MT4は使用できません。
海外FXではMT4が主流で、MT5は新しい互換ツールとして出ましたが、MT4で使えた一部機能がないことでユーザーはMT5に移行しない人が多いのが現状です。
そのため最初からMT5でトレードを行う人は問題ないですが、MT4に慣れている人は使っていたカスタムインジケーターが使えない!EAが正しく動かない!といったことにも繋がります。
慎重に検討しましょう。
スプレッドが広い
FXGTはスプレッドが広いことがデメリットとして挙げられます。
1回1回の取引でスプレッドが広いとその分、取引で損をするので、スプレッドはなるべく低い方が良いのですが、FXGTは別のサービスの力量があるので、どっちをとるかよく考えましょう。
ストップレベルが高い
ストップレベルとは、指値注文や逆指値注文を出す際、その時点の為替レートから開けなくてはいけない「為替レートの値幅」のことを言います。
仮にストップレベルが5pipsだと、現在の価格から5pips離れた価格にしか「予約決済」などを指定できないことになります。
FXGTではこのストップレベルがかなり高めです。
米ドル円で見てみると、約6pipsほど離さないと指値・逆指値を指定できません。
一般的には3~5pipsほどなので、FXGTはストップレベルが高いということが分かります。スキャルピングには向かないので、短期売買は行わないようにしましょう。
信託保全なし
FXGTには信託保全がありません。
分別管理(自社の運用資金とは別に、顧客の資金を保管しておくこと)は行っていますが、完全な補償は行っていません。
しかし100万ユーロの補償資金はあり、もしものことがあった場合はこの補償資金からそれぞれトレーダーへの補填がなされます。
稼いだ資金が戻るとは限りませんが、入金した金額分ほどは戻ると思われます。
もしものために完全信託保全(全額補償)が良い!という方はAXIORYをおすすめします。
出金に思わぬ手数料がかかる場合がある
出金手数料に関して、国際銀行送金(海外銀行送金・Wire Transfer)だと、銀行によっていくつかの中継銀行を経由します。
その際に銀行から銀行への振込に対して手数料が発生することがあります。
この手数料はトレーダー負担なので注意が必要です。
また、中継銀行によっては振り込みの際に審査が入り、その審査でつまづくと、約3か月間も出金されない、ということにもなりかねます。その点は注意しておきましょう。
【まとめ】FXGTの特徴
FXGTは、ボーナスが豪華で、金融ライセンス取得済であることや入金出金手段の多さ、通貨ペアに仮想通貨があるなど、初心者から上級者までトレードできる環境も整っています。
しかしスプレッドが広かったり、ストップレベルが高いことなど、スキャルピングには向かない環境もあることも事実です。
中長期トレードにはFXGTをつかってみても良いでしょう。