そもそも海外FXとはなんなのか?という人に向けて、分かりやすく紹介します。
結論から言うと、海外FXとは海外の企業が運営しているFXです。
FXとは投資方法の一種で、もちろん日本でも行うことができます。
しかし海外の方が良いとされる理由もたくさんあるので、ここでは海外FXのメリット・デメリットも解説していきます。
目 次
海外FXとは?
海外FXとは、冒頭でも話したように、海外の企業が運営しているFXのことです。
そもそもFXを知らない人のために解説すると……
FXとは、外国為替証拠金取引という投資方法のことで、外国為替取引を「証拠金」という仕組みで行う取引の事です。
外国為替取引とは?
外国為替取引と、証拠金について解説します。
外国為替取引は、海外旅行に行く際に皆さんも行っています。というのも外国為替取引は簡単に言うと「外貨への両替」のことだからです。
円とドル両替をするとして、1ドル100円の時に両替したとします。
この時、10万円をドルにしたら1000ドルになります。
しかし帰ってきた時に1ドルが110円になっていました。
この時に、仮に1000ドルを両替したら11万円を手にできます。
手数料などは考慮していませんが、単純計算で1万円を手に入れたことになります。
FXではこのように通貨の取引で稼いでいく投資方法になります。
証拠金とは?
証拠金とは、取引を行う際に預け入れる担保金のようなものです。
FXは「決済する」ということを条件に取引を行う差金決済です。そのため取引総額の現金は必要とせず、売買の損益の受け渡しのみの取引となります。
簡単に言うと……
1ドル100円の時に1000ドル取引しようとすると、10万円分資金が必要になります。
しかしFXでは総取引額「10万円」分を使用せずとも、数%分だけでOKで、その仕組みをレバレッジと言います。レバレッジ何倍というのは証拠金に対して取引金額が何倍かというのを示しています。
難しく考えず、入金額よりも少ない金額で、大きな取引ができると思っておけば大丈夫です。
また差金取引のため、価格の上昇・下落どちらでも取引できます。こちらも難しく考えずに、価格が上昇するか下降するか予想する、予想の結果当たればもうかる、程度に最初は捉えておきましょう。
海外FXのメリット
簡単にFXの解説をしてきましたが、FXはFX会社で口座を開設・入金してから取引を行うことになります。
このFXの会社に海外の会社を選ぶこともでき、そこには様々なメリットがあります。
国内にはない、海外FXならではのメリットを紹介します。
ゼロカットがあるので借金を絶対に追わない
海外FXの一番のメリットは借金を絶対に追わないことです。
国内では追証と言って強制決済(ロスカット)が間に合わない相場に遭遇した場合、入金額以上のマイナス残高になってしまい、そのマイナス分を補填しなければなりません。
つまり国内のFXでは借金を負う可能性があります。
しかし海外ですとその追証をトレーダーではなく、海外FX業者側が負担する決まりがあります。それがゼロカットです。
名前の通り、マイナスになった残高資金を0に戻してくれます。
詳しくは下の記事をご覧ください。
ハイレバレッジで一攫千金が狙える
海外FXではハイレバレッジ投資も有名なメリットの1つです。
ゼロカットで借金を絶対に追わないので、一攫千金狙いでギャンブル投資をする人もいます。推奨するわけではありませんが、可能性は大いにあります。
私の知り合いには10万円から始めて、寝ていたら次の日100万円にまでなっていた人もいます。(かなり運が良いですが)
また、ハイレバレッジは危険と勘違いされがちですが、実は間違いでロスカットとの関係を理解すれば効率の良い投資方法であると分かります。
ロスカットレベルが低いので強制決済されにくい
ロスカットレベルとは、自分の証拠金の内、掛け金の割合に応じて強制決済が起こるパーセンテージのことで、この%が低いほど、強制決済がされにくくなるので低いほうが良いとされています。
国内FXではそのロスカットレベルが100%であることが多く、良くて50%です。
ですが海外FXではロスカットレベルが20%が平均的で、悪くて50%です。
FXは強制決済がある投資なので、長く保有するならこのロスカットレベルが低くあるべきです。短期でも掛け金によってはすぐに強制決済が起こるので、やはりロスカットレベルは低いに越したことはないのです。
信頼性がある
海外FXだから信頼性があるとは矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、実は国内のFXよりも信頼性があります。
というのも、国内のFX業者と海外のFX業者では取引方式が異なり、専門用語で国内FXを「DD取引(方式)」、海外FXを「NDD取引(方式)」と呼んでいます。
DD取引は、FX業者と顧客の利益が相反しています。つまり「FX業者が損をする=顧客を利益得られる」「FX業者が利益を得る=顧客が損をする」という損益の形になっています。
つまり国内では顧客を勝たせないような”チャートの不審な動き”が稀に見られます。
特に稼いでいる人のチャートを操作したのではないかと疑わしい動きもSNS等で拡散されています。
こういった動きもあり、海外FXを選択する人も増えています。
海外FXはNDD取引を採用しているため、詳しくは省きますが、「FX業者の利益=顧客の利益」となるように取引環境を整えています。
つまりFX業者は自分たちが稼ぐためにも、顧客を勝たせたいと思っているのです。
詳しくは以下の記事で解説していますが、要は海外FXのほうが”稼ぎやすい”環境が揃っているわけです。
日本語でもOK
”海外”FXとはいえ、大手の海外FX業者のHP・サポートはすべて日本語対応を行っています。
私が特におススメしている以下3つの業者は日本人サポートもいるので英語が不安でも、完全に日本語対応なので心配ありません。
- XM(XMTrading)
- AXIORY
- TitanFX
また以下では私が使ってきた海外FXの5業者をランキングにしています。
海外FXのデメリット
海外FXのメリットを紹介してきたので、次はどんなデメリットがあるのかも見ていきましょう。
詐欺などの被害もある
メリットの欄では「信頼性がある」と記載しましたが、その反面、良い業者を選別しないとひどい目に合うこともあります。
詐欺や出金拒否などもSNSで散見されます。
そんな詐欺などに騙されないためにも、まずはSNSなどで勧誘している業者は避けるようにしましょう。特に海外の女性などが勧誘してくる場合、明らかな詐欺なのでどんなにおいしい話でも乗らないようにしてください。
また良い海外FX業者を見極めるためにはライセンスを取得しているかどうかを確認してください。
海外FX業者の多くが他国の金融ライセンスを取得してます。金融ライセンスの取得は一定の信頼を担保するものなので、必ず公式のホームページなどで確認するようにしましょう。
また口コミも大事で、特にネットには多くの情報があります。
まともな海外FX業者なら多くのサイトで紹介・オススメされています。
なるべく多くのサイトで紹介されている海外FX業者で口座開設するようにすると詐欺などの失敗はないと言えます。
私のおすすめは以下の3つの海外FXです(それぞれリンク先に私の評判レビュー記事を載せてあるので読んでみてください)。当たり前ですが、いずれも5~10年ほど使用していますが、詐欺のような悪質な行為をされたことはありません。
また上記以外でも多くの海外FXをレビューしています。
スプレッドが広い
海外FXは国内FXよりもスプレッドが広めに設定されています。
スプレッドとは「買値」と「売値」の差の事で、本来なら同じ時間・同じ通貨なら価格は同じになるはずですが、FXではこの価格が離れています。
理由はそのスプレッドがFX業者側の手数料になっているからです。
この価格幅が広いため、短期売買には難しいかもしれません。
しかし実はスプレッドが広い方がメリットでも話した「NDD取引」を採用しているという証拠でもあるため、スプレッドが広い分、取引環境の信頼性は高いと言えます。
税金が高くなりがち
海外FXでお金を稼ぐと、累進課税というものが適用されます。
累進課税は稼げば稼ぐほど税率が上がっていく、という仕組みです。
そのため稼いでいくなら不利になるのでは?と思う人も多く、実際そうなのですが、節税方法はいくらでもあります。
おそらく稼いでいくとだんだん意識して情報を集めるようになるので、まずは稼いでいくことを意識したほうが良いでしょう。
税金は年間約400万円稼ぐと国内のFXよりも海外FXの方が税金が高くなります。
まとめ
ここまで海外FXとはどんな投資なのか・メリットデメリットは何なのか、という話をしてきました。
海外FX投資の特徴まとめは以下の通りです。
- 海外FXとは、少ない資金から始められる、一攫千金のギャンブルのような投資方法
- 特に海外FXはレバレッジが高く、ギャンブル性が高くなりがち
- ゼロカットとハイレバの一攫千金を狙っての投資も面白いが、コツコツ稼いでいければ強い
また海外FXのメリット・デメリットは以下のようにまとめられます。
ポイントを抑えて、どうせなら楽しく投資をしてみてください。