MYFXMarketsとはどんな海外FX業者なのか?
ここでは簡単に長所短所・評判レビューをまとめて解説します。
結論から言うと、スキャルピングなどでうまく使えば良いブローカーだと言えますが、出金などに気を遣う必要がある・ゼロカットの実効には入金が必要・MYFXMarketsがもし倒産などした場合は補償などがない、とあまりオススメはできません。
それでは各メリットデメリットを深堀りして見ていきましょう。
目 次
MYFXMarketsの概要
MYFXMarketsは最大レバレッジ500倍、初回入金は制限がなく、最低取引ロットは0.01ロットからと、一般的な海外FXブローカーだと言えます。
また、スプレッドが低く約定力があるという点などから「短期売買(スキャルピング)」に向いています。
ただし入金出金で気を付けてほしいのは「Bitwallet」で行ってほしいという点です。
銀行送金による出金では中継銀行で手数料が約1万円ほど発生してしまうため、その手数料を抑えるためにBitwalletにすべきです。Bitwalletだと手数料は412~824円しかかかりません。
すでにBitwalletの口座を持っている・スキャルピングに挑戦していきたい、など考えている人に向いている海外FX業者だと言えます。
MYFXMarketsのメリット
MYFXMarketsの良い所、メリットは以下の7点が挙げられます。
それではそれぞれを詳しく解説していきます。
日本語サポートでLINEがある
MYFXMarketsには日本語サポートが完備されています。
お問い合わせフォーム(公式サイト)からメッセージを送信できるだけでなく、公式サイトからライブチャットで瞬時の対応も行っています。
また、メール(jpsupport@myfxmarkets.com)での対応も可能です。メールは早くて即時対応、遅くても3営業日ほどで対応してもらえます。
また、他の海外FX業者にはあまりない「LINE」での対応を行っています。
公式サイトのお問い合わせフォームからメッセージを送っても後日メール対応になるので、すぐに対応して欲しい人はライブチャットか、もしくはLINEで連絡をとれば即時に対応してもらえます。
スプレッドが狭い
MYFXMarketsのスプレッドは0.0~0.6pipsとかなり狭い部類に属しています。
スタンダード口座(STP)、プロ口座(ECN)でスプレッドや手数料は変わってきますので、詳細は公式サイトを見てみてください。
スキャルピングをしていきたいと思っている人はプロ口座で口座開設しましょう。
プロ口座はスタンダード口座とは違い取引のたびに手数料が発生するものの、スタンダード口座のスプレッドよりも安く取引が可能です。
STP口座とECN口座の詳細は下の記事で解説しています。
約定スピードが速い
MYFXMarketsは約定力があります。
約定スピードが速いというのは、ポジションを持ちたい時にタイムラグなく持てることを表しています。
この約定力がないと、ポジションを持ちたい時や決済する際にタイムラグが生じ、その瞬間に価格が動いてしまい、狙った価格で買えない・売れない(スリッページ)ということが起こります。FXにおいては瞬間瞬間の値動きが大事で、特に短期売買する人はこの約定力があるかどうかがカギになります。
MYFXMarketsは東京にサーバーがあるため、この約定力が強く、スキャルピングなどにも向いています。
金融ライセンスあり
MYFXMarketsは金融ライセンスを持っています。
セントビンセント・グレナディーン金融庁(SVG FSA)で取得しました。
正直信頼性のある金融ライセンスとは言えませんが、海外FX業者はハイレバレッジを提供するために仕方なくマイナーライセンスを取得するので、ある程度は仕方がないと言えます。
取得していないよりかは良いので、一応メリットとしています。
分別管理も行っている
MYFXMarketsは分別管理を徹底しています。
分別管理とは、MYFXMarketsの運営資金とは別に、顧客の資金を保管することです。
運営に何かあったとしても入金額分だけは確保されているので安心してください。ただ裏を返すと利益分は戻ってこない可能性があります。
NDD方式を採用している
MYFXMarketsはNDD方式を採用しています。
NDDとは、取引にディーラーを通さずに注文を通すことで、顧客とFX会社の利益が相反せず、トレーダーもFX会社側もWin-Winな関係を築くことができる取引方式です。
基本的に海外FX業者は、トレーダーのスプレッドや手数料でのみ利益を得ています。
ですのでMYFXMarkets側は、ストップ狩りなどでトレーダーを負けさせるということはありません。長くトレードをしてもらった方がMYFXMarkets側にもメリットが多いためです。
NDD方式を採用しているMYFXMarketsはクリーンな取引環境を提供していると言えます。
通貨ペア53種類、インデックスやエネルギーなども取引可能
MYFXMarketsの通貨ペアは53種類あります。
海外FXブローカーとしては平均的か、少し多い部類です。
またインデックスやエネルギーなども取引できるので、海外FXブローカーとして優良です。(取扱商品はこちらから確認できます)
MT4とcTraderを用意している
MYFXMarketsは、取引ツールにMT4とcTraderを用意しています。
MT4は海外FXでは一般的なツールで、cTraderは板情報などを見ることができるなどスキャルピングに特化しているツールです。
スキャルピングを行いたい人はcTraderに触れて慣れていっても良いかもしれません。
しかしMT5は使用できません。
デメリット
MYFXMarketsのデメリットとしては以下の4点が挙げられます。
それでは各短所について解説していきます。
海外銀行送金の出金で、手数料が10,000円近くかかる
MYFXMarketsは銀行送金の出金で手数料が1万円近くかかってしまいます。
中継銀行を経由することで、リフティングチャージ(中継銀行の受取手数料)が約4500円ほど、MYFXMarketsで銀行送金にかかる手数料が2500円ほどかかります。
それをさけるために、Bitwalletで出金するのがおすすめです。
Bitwalletは412~824円しか手数料が発生しないので、これを機にBitwalletの口座を作成しても良いかもしれません。
分別管理しかない(信託保全などの補償なし)
MYFXMarketsには分別管理しかありません。
信託保全という保障制度がないので、仮にMYFXMarketsが倒産などした場合には資産が返ってこない可能性があります。
信託保全などを重視する場合は、全額補償体制のAXIORYがおすすめです。
ボーナスキャンペーンがない
MYFXMarketsには基本的にはボーナスやキャンペーンはありません。
スプレッドが低い海外FX業者では、ボーナスがないことが一般的なので
しかし期間限定で、随時実施しています。
期間限定で随時実施している
MYFXMarketsは期間限定で上画像のような入金ボーナスなどを行っています。
キャンペーンの詳細などは都度公式サイトなどを確認してください。
基本的に新規の方でも、すでに口座を持っている人にも取引に役立つボーナスを提供しています。
ゼロカットの実効には入金しなければならない
MYFXMarketsはゼロカットの実効に、追加入金を行う必要があります。
通常、ゼロカットは海外FX業者の特権で、追証がないということが強みでもあります。
ゼロカットを簡単に説明します。
FXでは、相場の急変動時にロスカット(強制決済)が発動できず、資金がマイナスになったタイミングでロスカットされてしまうことがあります。資金がマイナスになった場合、マイナスになった分を追加でFX業者に支払わなければなりません。これをいわゆる追証と言い、実質借金です。
しかし海外FX独自のゼロカットという仕組みで、これを海外FX業者が負担してくれます。
つまりマイナスになったタイミングでロスカットが起こったのは、海外FX業者に責任があるとして、この追証(借金)をゼロにしてくれます。
そのゼロカットの実効タイミングは海外FX業者によるのですが、MYFXMarketsは追加入金しないとゼロカットをしてくれません。
追加入金を500円でも行えば、すべてのマイナス資金を0に戻してくれるのでありがたいですが、ゼロカットの実効に追加入金が必要なのはやはりユーザーに少し負担がかかります。
そのためデメリットとして書かせていただきました。
まとめ
MYFXMarketsはスキャルピングなどを行う上ではメリットがうまく働くでしょう。
しかし安全面では少々疑問が残り、入出金でBitwalletの口座を作らなければならないなど、多少手間もかかります。
それでも改善を続けているブローカーなので、これからに期待できるFX業者です。